野球日和!

hayatonooyaji2005-05-21

おい!鬼太郎!土曜日が来たろう!・・・・なんちゃって。

初夏の青空。野球日和。日本中の野球少年よ!がんばれ!誇り高く!君らしく。
ワシが味方だぞ!ワシは目玉親父に変身したところ。
ハヤトの尻ポケットに入って出掛ける。スベリコマナイデ、ネ!
今日は小山杯の試合。
対戦相手は先週すごい試合を魅せてくれた新座リトルクロメーズ!大会は違っても同じカード。
またワクワクドキドキが期待できるだろう。両チームの子供たち!がんばれーい!
ワシはハヤトの尻ポケットから出て、肩まで登って行った。ここから試合を見ようと言う魂胆だ。
小山ドラゴンズは初回に4得点。しかしクロメーズはすぐさま7得点の猛攻を見せる。特に背番号「6」のスラッガーくん、先週に続き今週もまたワシら親子の頭上を越えるホームランを放った。ナイスバッチン!カッコいいぞ!
その後両チーム、苦しみながらも着実に得点を重ねた。


ハヤトの肩に必死でしがみついている身長2センチのワシが言うのも恐縮だが・・・・・・。
やはり6年生の試合。打球も投球も速く、重く、リアル。
ひとつのミスが得点のチャンスを逸し、ひとつのエラーが失点につながる。それを実感した。


3塁走者ハヤトの場面。
スクイズのサインだ。走るからね。お父さん、しっかりつかまっててね。」
投手が投げた瞬間、ハヤトは猛然とダッシュ!いけーっ!
ところが打者Tくんは見逃し・・・・・・・。
捕手はしっかりと捕球して、こちらを向いて立っている。あちゃー!である。
ハヤトはホームにスライディング。よしっ!足から上手く入ったぞ!・・・・・・・・
「アウト!」
尻ポケットからワシは出ておいてよかった。危なかった。


その後、最終回。1点を追う小山ドラゴンズ。ツーアウト、ランナー3塁。
ハヤトは打席に立つ。狙い球が絞りきれていない今日、息子の運命や如何に・・・・・。
叩きつけた打球は大きく弾み、内野手を越えた。
「セーフ!」
これで同点。
そしてこの後にドラマが・・・・・・・・。


ランナー2人を置いて・・・・・・。
まっちゃんが打席に立つ。本当にたくましく頼もしくなったなぁと思ってワシは見ていた。
ジャストミート!上手く流した!おっ?お、お、お、おーっ!
打球はぐんぐん伸びてライトへホームラン!うれしそうな顔。
まっちゃん!今日はお寿司かニャ?


苦しくてもドラの子供たちが、つないでつないでつないで勝った。


クロメーズの子供たちも立派だった。全力の試合を魅せてくれた。
勝負は時の運だけなんだよ。うつむくな・・・・。
また対戦できるといいね。
明るく大きな声で子供たちを励ます、素晴らしい監督さんだった。


しまった!ワシは目玉おやじになっていたのだった!
感動の涙でズブ濡れだ・・・・。


誇り高き野球小僧たち。
ありがとう!