「球聖」アルトマン

hayatonooyaji2005-05-26

アルトマン(ロッテオリオンズ阪神タイガース
僕と同年代か、もしくは少し上の年代の方なら、思わず「なつかしい!」と言うだろう。
世界の球史に残る最高の人格者、アルトマンである。
彼もまた闘いの連続、厳しい道のりを歩んできた。
差別と闘い、重病と闘い、ことごとく勝利してきた。
アルトマンの素晴らしさは、厳しい闘いの中から「人間としての本質的な優しさ」を学んだところにある。
人格者と呼ばれる所以だ。
野球選手として、ファンをプレーで魅了することはもちろんのこと、病気と闘う子供たちへのバックアップに尽力した。
日本ではロッテと阪神に在籍。彼の「心」が多くの一流選手たちに与えた偉大な功績は計り知れない。
「野球の心の伝道者」と評されている。
僕は思う。アルトマンは野球界のモハメドアリだ。


今、病気と闘っているTくん。
彼のお父さんとメールで僕は話している。
来週からまた、1週間ほどO市内の病院へ。
「私も目玉親父になって、息子の傍にいようと思っています。」と。
Tくんは元気になったら野球を始める。うん。今でも充分野球小僧だ。
お父さんもワシらの仲間だ。


「たからばこ!」の中から出てきた宝物。
子供の頃の僕らを夢中にさせてくれた選手たちのカード。
なんだか手品のトランプのようだ。
魔法のカードだ・・・・・うん、絶対そうだ。
アルトマンの物語は、がんばっている子供たちを必ず元気にしてくれる。


野球の神様を信じよう。