命。かがやけ!

hayatonooyaji2005-06-03

我が愛すべき「小山のボロ家」の軒下に今日、セミの抜け殻を見つけた。
いくらなんでもセミの登場には早すぎる。おそらく昨年の物だろう。
なんだかワシは深く感動した。
さかのぼる事8年前、奴はこの世に生を受けたのだ。
その時すでにワシらファミリーは「小山のボロ家」の住人だった。
肥沃とは言えないだろう。ワシん家の庭の土は。
その中で奴はしっかりと育っていたのだ。家族の誰も奴の存在は知らなかった。
モグラ君やアリさんに襲われる事も無く、奴は育ち、地上へと這い出したのだ。
奴はどんな想いでこの壁を登ったのだろう。朝日と共に・・・・・。
そして脱皮し、大空へと飛び立ったのだ。「飛びます、飛びます」って。
灼熱の太陽の下、彼は夏の歌手として命の限り唄ったのだ。
この世に生を受けたことには必ず意味がある。何か使命があるんだ。
こんなに小さな虫でさえ、うん。使命があったんだ。


今日、ラジオから流れてきたニュースは悲しかった。
やはり自殺者の数は増えていると・・・・・・・・。
その内、中高年の男性が7割を占めている、と。
これ見よがしの景気回復のニュースに釘をさしていた。


いかん!絶対に死んではいかん!
今、生きているということ。
必ず何か使命があるんだ。
不恰好でもいい。生きていこうや。


元気になったら野球を習うんだと言って、現在一生懸命がんばっている男の子がいる。
ワシは彼から勇気をもらっている。彼に対して恥ずかしくない男でありたいと思う。


いかんいかん・・・。
重たい文章になってしまった。


さて、明日の小山ドラゴンズの子供たちは・・・・・・・。
小山杯準々決勝、対滝山ジュピターズ戦。


明日もワシは勇気をもらう。
両チームの子供たちからね。
そしてワシは心から声援を送りたい。
コーチャーズボックスに立つ子に。
ずっとベンチにいる子に。
代打の1打席に賭ける子に。
エースの子に。
怪我をしている子に。


日本中のすべての野球小僧たちに。
がんばれ!負けるな!って。


勇気をありがとうって。