小山ドラゴンズ 0−4 清瀬旭丘

あとひとつ、変則的な日程で「防犯大会」は残っているけれども、ひとまずはこれで春の大会は一段落。
この厳しい状況の中で、小山ドラゴンズの子供たちは本当によくがんばったと思う。
何から何までの逆境の中だ。120パーセントの力を出した。
あらためて言わせてほしい。


よくがんばったぞ!偉かったぞ!


今、帰宅後。こうやって書きながら・・・僕は泣けて仕方がない。
なんでだろう?
次から次へ、涙があふれて止まらない。
これは僕個人のウェブログである。
小山ドラゴンズのホームページではない。
悪いけれど・・・・、今日は書かせてもらう。


全力で闘い切って敗れた子供たち。
この子供たちの前にしゃがみ、目線を合わせて泣いてくれたあの人に、ここに居てほしかった。
この子供たちの肩を1人ずつ、やさしく抱いてあげてほしかった。
「優勝させてあげられなくてごめんね。みんながんばってくれたのにごめんね。どうもありがとう。」って。
それは、あの日のあなたの言葉。
今日の、この子供たちが今、一番必要としている言葉なのに。
そんな言葉をこの子供たちにかける大人はベンチにいない。
大切な試合。
負けたら泣いてもいいんだよと、僕は思う。
それは僕に、あの人が教えてくれた事なんだ。


試合の中で・・・・・
どんな劣勢でも・・・ね、
あの人は、うん。
小川監督は、決してうろたえることはなかった。
ただ静かに笑っていた。
審判にクレームなんて・・・・・
小川監督は、つけなかったぜ。
いつも僕を、押さえつけてくれていたぜ。


子供たちを・・・・・
小山ドラゴンズの子供たちを・・・・・
一番信じていた男。


雨ニモ負ケズ」ってあるでしょう?


サングラス、パンチパーマ。60歳を過ぎてなお、
似合っていた。格好よかった。
東久留米の仰木彬
悪い親父・・・・・・。
でも、あなたはほんとうに素敵だった。
僕が坊主頭で、ね、いつも傍にいた。
見た目は悪かったけれど・・・・・。


そんな小山ドラゴンズって、
痛快だった。


小川監督よ!あなたはここにいないじゃないか!
なぜだ!約束が違うじゃないか・・・・・・・。
「大丈夫だよ。オレはどこにいても。こいつらを見ているからよ。」って、言ってくれたじゃないか!
いま・・・この子供たちに必要なのはあなただ!
小川監督よ!
今年最後のゲームセットまで・・・・・・・
この子供たちの一番近くに必要なのは・・・・やはり、あなただったのだ!


昨年の・・・、東西秋季決勝戦・・・・・・。
試合後のあなたを、そっと1人にさせてしまった事・・・・。
痛恨の極みだ。


野球に、タラ・レバは禁物か・・・・・。
だけれど、これなら言っていいだろう。
僕は今、タイムマシーンがほしい。
あの日の小川監督の近くから離れない。


小川監督・・・・・・
負けてもみんなクールだったですよ。


子供たちもベンチも、お母さんたちも・・・・・。
小川監督!


泣いていたのは僕だけでしたよ・・・・・。


小川監督・・・・・・・・。