その男の子

昨日ブログで書いた男の子。
なんで現在、あえて彼について書いたかと言うと・・・・。
僕がこのような姿勢で野球小僧たちと向き合う、きっかけになった出来事だったからである。


昨日の、不動橋トイレでの顛末・・・・・・・・。
現在6年生の息子たちの代が・・・ね、まだ3年生だった時のことなんだ。
目の前で急に泣き出してしまった男の子。
僕はびっくりしてしまって抱きとめた。
小さな男の子の・・さ、汗の匂いっていうのか・・・・・。
鳥のヒナのような匂いがした。
なんて説明したらいいのだろう・・・・、
愛しさとともに子供の尊厳を感じた。
説明にはなっていないか・・・・・・。


小川監督と僕は並んで見学していた試合だったんだよ。
でも、その試合でがんばっていた男の子が僕の腕の中にいて・・・泣きじゃくっている。
応援しなくっちゃ、がんばれ!って。・・・・・
応援しなくっちゃ!この男の子を。って思った。
ヨソん家の子?なんだけれど・・・・
僕の息子と同じ匂いがしたんだ・・・・・。
愛しくてたまらない気持ちになったんだよ。


不思議なんだ。
小川監督の近くにいると・・・・
誰もが優しくなれる。
小川監督と出会えてよかったのは・・・・
息子よりも僕だったりなんかする。


それが今のワシの原点だ。
子供たちのプライドの、一番近くにいる。


その男の子はね!
今メチャクチャ格好いい!
ぐーんと、ね。
背が伸びた!