情熱

hayatonooyaji2005-06-14

「野球は俺の親友。
その親友が病んでいる。
親友のために今、俺が為すべき事は何だ!」
そう語る石毛さんの言葉には「心」があった。


中央図書館の視聴覚室は、ひとりの男が放つ強烈なエネルギーに熱く包まれていた。
圧倒的な意志。そして信念。徹底したポジティブシンキング。


これは青年会議所の講師例会である。
40歳未満の若き経営者たちに向けた、セミナー的な講演内容も想像していたのだけれど。
もちろん四国独立リーグを事業として採算ベースにのせるための計算も、それを目指して積み重ねてきた準備も、大いに示唆に富んだ話ではあった。
だが、この人の心の根底に流れているのは、野球への愛である。
痛いぐらいに伝わってきた。


あなたは今、不本意な人生を歩んでいないか?
自分の人生を振り返り考えてみろ!と、問われているような講演だった。
誰にも夢はあったはずだ。
夢をみていた「あの頃の自分」に恥ずかしくない「現在の自分」でいるだろうか?
僕は胸に手をあてて考える。
大丈夫だ。真っ直ぐに石毛さんの目を見ることが出来る。


I.B.L.Jについて。
ファンダメンタル ベースボール ポジション(F.B.P)について。
たくましき若いプレイヤーたちについて。
トライアウトの状況について。   等。


僕が日記を書くに費やす僅かな時間では書き切れない。
少しずつだけれど書かなければと思う。
ぜひ、多くの方々に知って頂きたい項目が多数あった。


感動さめやらぬまま、現在再び仕事場に戻る。


石毛さんは格好よかった。
あの当時、西武ライオンズでプレーしていた姿のまま・・・。
否、それ以上にシャープだった。


夢ある限り、若さとは年齢では決して計れないんだ。