父娘サバイバル2日目

hayatonooyaji2005-08-06

朝、目覚めて驚いた。
娘が台所に立って朝食の支度をしている。
後姿がカミさんにそっくりだった。うーむ、恐るべしDNA。
「あっ、パパ!おはよう!」娘が振り返り笑った。
後姿はカミさんだが、前から見るとワシにそっくりだ。
不憫だ。許せ娘よ・・・・。うーむ、恐るべしDNA。


パリッと上手にウィンナーを焼いている。
「お皿取って」
オッケー牧場。次は何を作ってくれるのかな?
「サラダだよ。皿だっ!なんちゃって」
朝からダジャレ。娘ギャグ。うーむ、恐るべしDNA。


せっせと家事をする娘・・・・・・。こりゃ〜便利だぞ・・・・・・。
おだてておくに限る・・・・・シメシメ・・・うひょひょ。
美味しいね〜。料理上手はね、いいお嫁さんになれるぞ。
娘、まんざらでもない表情・・・・よーし、この調子だ!がんばれワシ。


「食事は全部私が作るね!」
作戦成功!偉いぞワシ!ゆっくり朝刊でも読むかニャ〜。
「おトイレで新聞読まないで!」ですと・・・・・。
ぎゃふん。ごめんなさい。


カミさんから電話、合宿の様子、詳細を聞く。
子供たち皆、楽しく過ごしていると・・・・・・。
頼んだよ。しっかり見てあげてな。


晩ごはんはウナギ!うれしい!ワシ、感激っ!
土曜日のウッシッシだ。
ドンブリではなく、重箱に盛り付けるなんて・・娘よ!ウレシイじゃないか!
父親を想う気持ちが伝わってくる・・・・・。ううっ。
涙でウナギを食べているのは、飽食日本の中でワシ1人だろう。
ううっ・・・・美味しいぞ!


娘の名前はね、「タッチ」に出てくる女の子の名前。
ワシが名付けた。暖かく優しい人に育ってほしくて。
ワシは正しかった。優しいぞ!娘よ!


ワシって親バカか?


おやおや。