しばらく前の事だけれど、素敵なメールを頂いていた。
件名は、「すべてのお父さんコーチにありがとう」って。
埼玉県のK市に住む、中学2年生のJ君のお母さんから・・・。
現在J君は中学校の野球部で、元気に白球を追っている。やんちゃな男の子らしい。


J君は、お父さんを憶えていない。
彼が3歳の時に、J君のお父さんは病気で亡くなった。
まだ小さかったJ君を案じながら・・・。


小学校時代、少年野球で、どれだけお父さんコーチの方々に救われたか・・・。
暖かい心の人たちが多かった、と。
「休日毎にチームで過ごす、皆さんがまるで我が子のようにJに接して下さいました。全てのお父さんコーチに御礼とエールを贈りたくて、メールをさせて頂きました。」って。
僕の手元に留めておくには勿体無い内容のメールだった。
ここに書いてしっかりと伝えたい・・・。
我が同志、全てのお父さんコーチたちに・・・。


J君は、お父さんの写真を持ち歩いている・・・。
お父さんが自分を守ってくれていると・・・。


J君・・・、絶対にお父さんは君を見てくれているぞ!
僕には解るぞ!
真っ直ぐに、真っ直ぐに、生きていこうな。


あるチームの、お父さんコーチが急逝・・・。
まだ38歳の若さで・・・。
だめだ・・・、僕は心が悲鳴を上げる・・・。
無念・・・
残念・・・
そんな言葉しか思い浮かばない自分がくやしい。


ユニフォーム姿・・・。
あなたは自分の子供さんに・・・。
大切な何かを伝える事は出来ましたか?・・・。


名前すら知らないあなただけれど・・・。
あなたの「無念」と「残念」を想う・・・。


友よ。