ぼくの好きな先生〜 ぼくの好きなおじさん。RCサクセションの歌みたいなのさ。小川監督の事さ。

しばらく前の試合での事。場所は滝山球場だった。
僕はいつもと同じ、本部席近くの特等席に椅子を置いて観戦していた。
打席にはハヤト。僕も集中して見つめていた・・・・・。
その時・・・・・・、


ガツン!・・・・・僕の後頭部に、激しい痛み・・・。
鈍器のような物で、いきなり殴られた。
いくら屈強な僕でもね、背後からの攻撃には、ひとたまりもない・・・・。


イテテテテ・・・・・!
頭をおさえて椅子から転げ落ちた・・・。
後頭部に「すりすり跡」が出来ちゃう・・・。


振り返ると、小川監督が缶コーヒーを持って立っていた。しかも笑いながら。


「まあ飲め。」って・・・・。


普通に声を掛けることは出来んのか!って思ったけれど、ありがたく頂いた。


子供たちの試合を、気に掛けて見に来てくれている。それがとてもうれしい。
本当ならば「背番号30」を付けて、ベンチに一番居て欲しかった人なんだけれど・・・。


今日も不動橋へ来てくれた。
がんばる子供たちの姿を、その目にしっかりと焼き付けてほしい。
今となっては、それが唯一の僕の願いだ。


東久留米の仰木彬。小川監督が、今日、言ってくれた。
「こいつらはスゴイよ。こいつらは上手いよ。こいつらはがんばってるよ。」


この人は、東久留米の少年野球界の至宝だ。
小川監督のような指導者がいるかぎり、少年野球は光輝く。