ちいさい頃
ちっこい!
ちっこかったでしょ?笑っちゃう・・・。
今、6年生になった子供たちのプレーを見ていて、泣きそうになる時がある・・・。
大きくなった!格好よくなった!
きちんと野球になっているよ!って、ね。
この写真は1年生のハヤト。
背番号は「12」。4年生のチームに、混ぜてもらっていた頃なんだ。
僕は当時、お父さんコーチとして、数人の1年生たちと戯れていたんだ。
現在、物凄いプレーを魅せる小山ドラゴンズ6年生の面々・・・。
ちっこい頃・・・。本当に可愛かった・・・。
もう小脇に抱えて走れないニャ〜・・・。
本人の名誉のため、絶対にアルファベットでさえ、名前は言えないけれど・・・ね。
僕を中心に、1年生は丸くなって、正面の友達にボールを投げていた。・・・
いいのいいの。ボールと仲良しになろうよ!って、ね。
みんなダブダブのユニフォームを着ていた・・・・。
うれしそうな顔をしていた・・・・。
なつかしいニャ〜。あの頃の皆は どこにいるのかニャ〜?
ふと視線を感じた。
見ると一人の男の子が、僕を見つめている・・・。
哀しげな顔で・・・・。
どうした?(コーチの顔、格好イイか?・・・なんちゃって!)
「ウンコ・・・・。モレチャウ!」
うわぁ〜っ!もっと早く言いなさい!って、ね。
彼を小脇に抱いて猛ダッシュ!・・・うむっ!体育館まで、ね!
は〜い。ゾウさんになってくださ〜い!
「ワカリマチタ」
僕が拭き拭き・・・・。
今は大きい。みんな大きい。
みんな本当に格好イイ・・・・。
もう、小脇に抱いて走るなんて出来ないんだね・・・・。
でもね、今も君たちの事が大好き・・・・。
ずっとずっと僕は君たちが大好き・・・。
中学生になっても・・・・ね。
野球を好きでいてほしいんだ・・・・。
いいかい?
「ハイ。ワカリマチタ!」って、言ってくれるかニャ〜・・・・・。