「想像する人」でありたい。

今年も１２月８日がやって来た。
「想像する事の出来ない人」の手によってジョン・レノンが殺された日。
「想像する事の出来ない人」たちが大統領になり、総理大臣になり、戦争が今も続く。
イラクでの戦争は終わってなんかいない。
僕たちの息子と同い年のモハメド君の、「悲しみ」や「痛み」は癒されていない。

「イマジン」・・・。
ジョン・レノンが残した僅か３分足らずの唄が訴えるメッセージは大きい。

理想主義者でいい。観念的でいい。夢みるお馬鹿さんでいい。
本当は皆分かっているんだと思う。
笑われてもいい。夢を見る勇気を持ち続けよう。

「イマジン」・・・。想像し続けよう。夢見続けよう。

イラクでのアメリカ兵の死者が二千人を越えた。
ひと握りの、「想像する事の出来ない人々」のために命を失った。

サマワにいる自衛隊員の無事を祈る。絶対に死んではならない。
サマワに父を送った子供たちのために祈る。
　　お父さんが早く帰ってくるといいね。
　　悲しい事がなくなる世界を想像してみよう。って。

「イマジン」・・・。「想像する人たち」は増えている。僕たちの世界は捨てたモンじゃない。

今日、世界中で「イマジン」が流れただろう・・・。
国境を越えて、天国も地獄もない地球の上に。

「イマジン」・・・。