ハヤト ミニサイズ

hayatonooyaji2005-12-13

なんだか「パワプロくん」みたいで笑える。
ちっこいサイズのハヤト。キューピー人形にユニフォームを着せたみたいだ。
単三の乾電池二個で動いていた。(嘘)
この写真は西暦2000年の秋。ハヤト1年生。なんと公式戦初打席の様子。


それにしても西暦2000年。思い返せば腹が立つ。
ノストラダムスの嘘つきめっ!って思いながら僕は生きていた。
人類は滅亡しなかったじゃないか!僕なんかは好き勝手に生きてきちゃったじゃないか!
てっきり1999年に地球最後の日が来ると信じ込んでいたのだ!貯金をゼロにして遊んで暮らしていた。
・・・・・僕はキリギリスか?
どうしてくれる?ノストラダムス!・・ノスちゃんよう・・・。


でもね。やっぱり人類は滅びなくってよかった・・・。
彼らが野球小僧になることが出来たからだ。
信じるべきはノスちゃんではなく野球の神様だったのだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・、ぎゃふん!



この写真の試合の様子をはっきりと覚えている。
僕は3塁のコーチャーズボックスに立っていた。
2000年の東西秋季大会Cクラス、対戦相手は「グレートアトム」だった。
写真に写っているグレートアトムの監督さんはナリハラさんだ。(現、ベガ中等部)俳優のように格好いい。
写真右手をご覧頂きたい。子供さんが写っているでしょ。
このユニフォーム・・・よく見るとジュピターズって書いてある!
オレンジ色のアンダーシャツ。懐かしく思うニャ〜。
ね、こうして東久留米の野球小僧たちは繋がっていたんだ。


当時、ハヤト(ミニサイズ)1年生は、4年生のオマケとしてくっ付いていた。
その時の4年生、小山ドラゴンズCのメンバーも現在中学3年生。
時の流れは早い・・・・。受験がんばってねって僕は願っている。


絶望的な大差を付けられた敗色濃厚な場面で、小山ベンチが動いた。
「代打。ハヤト(ミニサイズ)!」


記念すべき野球小僧人生の初打席だった。
ミニハヤトはトコトコと歩いてバッターボックスに向かった。


微動だにせず、勝負は3球で終わった。
うーん。ピクリとも反応せず。の、見逃し三振。
ありり?電池が切れちゃったのかニャ?


誰でも最初は小さかった。
小さくっても野球小僧だった。


それでイイのだ。