ヒットエンドラン 詞・曲 ぼく
1 今日は背番号30が、少しだけ滲んで見える
いつもよりも ほんの少し、帽子を深くかぶっている
黒にオレンジでドラゴンズ カッコ良かったユニフォーム
初めて袖を通した日の 小さい君を思い出してる
2 校庭の白い砂ぼこり 撒いた水に虹が掛かり
君の打球が高く高く 青い空に吸い込まれてく
買ったばかりのグローブを 枕元に置き寝ていた頃
あの時君が見てた夢を 大人になっても忘れるな
3 真夏の坂道自転車で 麦茶をいつも運んでいた
君の一番のファンだった お母さんにもありがとう
試合のたびに駆けつけて 派手な応援繰り広げてた
少女のような声を出して 息子の名前を叫んでた
明日から、もっと遠いバッターボックスに向かう
誇り高き君のオレンジ色の背番号に
小川監督はサインを送る、 ヒットエンドラン
悔しさを忘れるな!悲しみを恐れるな!
苦しさを乗り越えろ!ただ思い切り振り抜いて走れ!
小川監督のサインはいつも、 ヒットエンドラン