信じること。信じられること。

hayatonooyaji2005-12-16

人との出会いの大切さを思う・・・・。
仰木監督の訃報に触れた時、イチロー選手は憔悴し、言葉を失ったと聞く。
そこに僕はイチロー選手の人間としての誠実さを感じる。
仰木監督との出会いがなかったら、現在のイチロー選手は存在していない。
彼は「イチロー」ではなく「鈴木一朗」のまま、すでにユニフォームを脱いでいたであろう可能性が高い。
恩師・・・。そうだ。恩師・・・。
この世に生まれつきのスーパーマンは存在しない。
ただ、等しく「夢」を持った若者が各界に存在しているだけなんだと思う。
その「夢」を、その若者と共に信じ抜き、導いてくれる誰かとの出会いがスーパーマンを誕生させる。
若者を信じる力。信じ抜く力。恩師とは、その力を持った人。
若者は自らの「夢」に忠実であればいい。ひたすら歩めばいい。ひたむきに進めばいい。
その姿を必ず見ている誰かがいる。歩まなければ出会いは無いのだから・・・。


「夢」を見る若者はまぶしい。
若者を信じる事の出来る大人は素晴らしい。
だからこそ惜しまれる。仰木監督のご冥福をあらためてお祈りする。


野球小僧たち。
6年生の野球小僧たち。
君は進むべき野球の道を見つけただろうか?
厳しい道を選んでほしい。挑んでほしい。
挑み続けてほしい。
君の「夢」は信じるに値する。ひたすら「夢」に忠実であれ!
とにかく歩むべきだ。必ず恩師は君の前に現れる。


決して孤独を恐れるな。
自分の「夢」を信じて飛びたて!
群れをなして空を飛ぶ鳥たちでさえ、羽ばたく瞬間は孤独なのだから・・・。


孤独を恐れず旅立つ者の前にだけ素晴らしい出会いがある。