仔馬の群れの一番後ろで。

hayatonooyaji2005-12-17

木々の葉が暖かく燃えている。なんて美しいんだろう・・・。
この自然の懐に抱かれて、野球が出来る子供たちは何てシアワセなんだろう。
野球少年たちが声を合わせ心をつなぎ、ランニングをしている・・・。
ここは聖地。まさしく野球少年の聖地。
野球の神様の存在を実感出来る。


走る仔馬たちの群れ・・・。
本当にまぶしくたくましい・・・。
君たちはペガサスの仔馬・・・。
ポニーリーガー・・・。



群れをなして走る仔馬たち・・・。
その最後尾を、3人の6年生が走っている。
こんなに遠くから見ている僕にも、彼らの緊張の波動が伝わってくる。
ひとりはエースとしてチームを支えた子。
ひとりは抜群のセンスを持った捕手の子。
そしてハヤト。
それぞれ古巣である小学生のチームの中では大きいんだけれど・・・・。
ここでは小さい。3人だけが小さく細い・・・。
彼らは再び「ちっちゃいくん」からのスタート・・・。
がんばれがんばれ!
君たちもすでにポニーリーガーなのさ。


遥かなる「夢」に挑み続けよう・・・。
野球の神様の懐に抱かれて・・・・。
夢を見よう。夢を追おう。
終わることのない夢を持とう。


ゆっくりとアップのためのランニングがスタートした瞬間、
彼ら3人の物語の第2章が始まったのだ。


野球の厳しさを知れ。
野球の険しさを知れ。
本当の野球の楽しさを知れ。


うん。とてもうれしい。
なんだかね、この聖地が梁山泊になるような予感がする。


一人、また一人、「勇気」を持って旅立った野球小僧が、ここへやって来るだろう。
一人、また一人、「夢」を分かち合う友は増える。


走り出した瞬間・・・
その第一歩を しっかりと胸に刻みつけてほしい。


いいかい?誰一人として欠けることなく最後まで共に進んでほしい。
遠くから僕は、君たちを見ている。
励ますことしか出来ないけれど。


野球の神様に祈り続ける。