買えないよ。どこにも売っていないんだ。
痛いニュースだった。
痛くて悔しいニュースだった・・・。
山口県の下関市で、借金を苦に一家心中を図った夫婦が警察に自首した。
ワゴン車の後部座席には、9歳と6歳の姉弟の遺体・・・。
悲しいなぁ・・・。悲しいなぁ・・・。
子供たちが巻き込まれる事件は本当に悲しいなぁ・・・。
宝物なんだよ。子供の命は。
生きていればいいじゃないか。
どんな状況にあっても・・・・。
お金じゃ買えないんだよ。
買えない物はたくさんあるんだよ・・・。
・・・僕は奇麗事を言っているだろうか?・・・。
岡林信康さんの歌、「チューリップのアップリケ」って知ってる?
家を出たお母さんが、アップリケの付いたスカートを持ってきてくれるのを待ち続ける小さな女の子の話。
お金じゃない。大切なのはお金なんかじゃない。
その女の子が欲しがっていたスカートは、ユニクロにも、イトーヨーカドーにも売っていない。
お金じゃ買えないんだ。
人の心は買えないのさ。
・・・・・・・・・・・・・・・。
「人の心はお金で買えるのです。
女は金についてきます。」
(堀江貴文著、「稼ぐが勝ち」より)
「お金は、その人間の能力を測る最もフェアな指標だ。」
(同著、「僕は死なない」より)
時代の寵児、ホリエモン逮捕のニュース・・・・。
一家心中を図った夫婦と同じ年代なり・・・。
お金が指標の人生ならば悲しい。
長渕剛さんは唄う、
「銭はよぉ、銭はよぉ、そりゃぁ欲しいけどよ、
ナンボ積んでも ナンボ積んでも 譲れねぇ物がある」
そうだよ。
大切な物はお金じゃ買えない。
どこにも売っていない。
カミさんからお駄賃をもらっている僕が言うのも恐縮だけれどな。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
明後日だ。
僕がお小遣いをもらうのは・・・・。