仰げよ尊し、わが師の心
もう一つの「さよなら」の時も近づく・・・。
残り僅かな小学校時代・・・。
みんなどうだろう・・・。
有意義に過ごしてほしい。
たくさんの思い出を残してほしい・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
校長室で会食だって。
校長先生と一緒に給食を食べる。
息子はとても楽しみにしていた・・・。
校長室は、さぞかし賑やかだったことだろう・・・。
子供たちは緊張してたのかな?
それとも笑顔だったのかな?
小学校時代の思い出と、中学校での目標・・・。
子供たちそれぞれの夢の話・・・。
「校長先生が入れてくれた紅茶が、とても美味しかった。」
校長先生手作りのお土産を手のひらに、大切に大切に持って帰ってきた。
牛乳パックに和紙を貼った小さな箱・・・。
取っ手の部分の木の実は「無患子」と言う名前なんだそうだ・・・。(むくろじって読むそうだ。)
むくろじ・・・。子供たちが病気になりませんようにって、おまじないだって。
そして小さな木の実で作ったテントウムシ・・・。
緑色は、小山小学校のスクールカラー。
黄色は、シアワセの色・・・。
きっと校長先生は、さ・・・、みんなのシアワセを祈りながら作ってくれたんだね・・・。
心を込めて作ってくれたんだ。
宝物だよ。
大切にしようね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
校長先生は昔、先生になったばかりの頃・・・、サンショウクラブでコーチをしていたんだって・・・。
きっと野球が大好きなんだろうね・・・。
学校農園の所からさ、練習をしている君たちを見ていたよ。
校長先生はニコニコ笑って見てくれていたよ。
卒業式・・・
「仰げば尊し」・・・
唄うべきだと僕は思う。