東久留米のド根性ダイコン

hayatonooyaji2006-03-10

我が町、東久留米にも「ド根性ダイコン」が現れた。
詳しくは今朝の朝日新聞多摩版をご覧頂きたい。
なかなか感動的なタッチで記事が書かれている。


「どっこい生えてる道の脇」・・・ワッキー
「東久留米 大根、溝のフタぐいっ」・・・ぐいぐいっ!
「大根はU字溝のフタを持ち上げるように顔を出していた」・・・コンニチハ!ってか?


命だ・・・。生命力の強さだ・・・。
かの、「岩割りの松」を彷彿とさせる。
大いなる自然の神秘の前で、我々人間は立ちすくみ、ただひれ伏すしか術を知らない。
僕は言う。偉大な自然に対して・・・ゴメンナサイ、と。


・・・・・・・・・・・・・


う〜む。どっかから種が飛んできちゃったんだね。
さぞかし困ったことだろう・・・。
タネくん、困っタネ・・・。なんちゃってな。
絶望的な気持ちになったことだろう・・・。
「あれれ〜!こんな所に落ちちゃったぞ〜!どうすりゃいいんだぁ〜っ!」
種は己の運命を恨んだことだろう・・・。
「けっ!仕方あるまい。ここで芽吹くとするか!」
幸いな事に、彼は思考の切り替えが早い種だった。ポジティブな奴。
だが、彼の本当の戦いはそれからだったのだ。
はるか頭上、かすかに見える光りを目指して彼は伸びていった。
苦しかったろう。悔しかったろう。悲しかったろう。
ひたすら一筋の光りに一縷の望みを賭けて・・・。


どうだい?野球小僧たち・・・。
すごく示唆に富んだ話だろう?


記事には、こんな言葉も書かれている。
イナバウアー大根か?」・・・だって。
なるほど。逆ぞりになってまでフタを持ち上げたのか・・・。
偉いぞ!ダイコン!感動したっ!


ところで、話は横道にそれちゃうけれど、「イナバウアー」の話題・・・。
日本全国の「稲葉さん」たちは、ツラい目に会っていないだろうか?心配だ。
「稲葉、うわっ!」とか言われていないだろうか?お見舞い申し上げる。
おそらく全員、ニックネームは「イナバっちゃん」でしょ?
「ねぇ、100人乗っても大丈夫?」って聞かれ続けた過去があるはずだ。
僕は呼びかけたい。つまんないぞ!そんなギャグ!ってね。
「稲葉さん」!負けるな!頑張って下さい!


話を元に戻そう。
ダイコンの記事はこんな風に締め括られている。


東久留米市は大根をどうするか決めかねている状況だという。」


そうか・・・。そうだよね。
どうしてあげればいいんだろうね。
ダイコンのシアワセを第一に考えてあげてほしい・・・。
心ない人に傷付けられたりしませんように・・・。


そっとしておいてあげよう。
きっと、それが一番いい・・・。


食べちゃダメよ!