赤ペン先生

hayatonooyaji2006-03-22

これが「野球ノート」。
指導者と選手を結び付ける手法として、とても素晴らしいシステムだと思うひとつ。
実際に現在、少年野球の指導者として子供たちの育成にあたっている方々に対して、何らかの参考になるのではと思う。
常に指導者が、個々の選手に対してのベストなアドバイスをダイレクトに送れる。


入団したばかりのね、一選手にすぎない息子の問いかけにさえもこうして答えてくれる。
赤ペンで書かれた真摯な文章は暖かく的確。本当に頭が下がる思いがする。
信頼出来る指導者。僕は一父兄として心からそう思う。


「信頼」、それは野球だけではない。
ありとあらゆる場面に於いて、人と人を結ぶ、「基盤たる心の在り方」だ。


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「僕、野球ヲ習イタイノ・・・」
これは小学校1年生の時の息子の言葉だった。
中学生になろうとしている現在でも、その意識は全く同じだ。変わらない。
「俺は野球を習っているんだ。」


息子にとって、このチームは本当に合っていた。
野球をね、「やっている」んじゃなくて「習っている」んだ。
赤ペンの文字を読みながら実感した。


普段、家で行なう素振りについても習ってきた・・・。
各コース、ミートポイントを想定して振る。
その時の意識の持ち方ひとつでこんなにも変わるとは・・・。
いよいよ打席ではね、変化球に立ち向かう中学野球。
その時のコツをしっかりと学んでいる。
やみくもに素振りをしていた時には考えられない事があった。
スイング後の左肩の下がるクセが克服出来ていた。


チームメートたちも皆、驚くほど上達している。


「野球」と「教育」
それら2つの事柄が、しっかりと根底で繋がっている。


伸びていく子供たちの様子を、ワクワクしながら見ていたい。


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なんだか難しい話を書いてしまって申し訳ない。


でもね、野球小僧たちの心はみんな同じだと思う。
「僕は野球を習っているんだ。」ってね・・・。


野球ノート。いいでしょ?
それで心を繋いでみては?


しっかり心と心を、ね。