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ヘッドコーチからお借りしていた本を読み終えた。
今まで漠然と自分の中に持っていた考え方について、解答を得られたと思う。
野球だけじゃない。また、スポーツだけでもない。
それは、もっと根本的な考え方だった。
「スポーツマンシップ」は、スポーツをしている人たちだけの考え方ではない。
より良い人生を生きる為の指針なんだ。
フェア(公正、公平)・・・。
常にそうありたいものだ。そう生きていたいものだ。
確固たる、揺るがぬ信念を持って息子と向き合っていこう。
一冊の本から得る大きな財産・・・。
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ご自分の子供さん。或いは、現在指導している子供さんたちの顔を思い浮かべて読んでほしい。
Q、なぜ?大変な思いをしてまで野球をしているの?
A、それはね、何かをやり遂げる事で、心の中に財産を築くためなんだ。
社会の中で生きていく「知恵」を学ぶためなんだよ。
その「知恵」こそ財産なんだ。
優秀な技術を持った「個人」による、「集団」の競技。それが野球だ。
「個」の尊重。「和」の尊重。それが社会のルール。
そのバランスを学ぶためには、野球は最良のスポーツなんだ。
そう。小学生の小さな子供たちにも言える。
大切な子供時代の時間をね、野球で費やしているだけではないんだ。
「目標」を持って、「仲間たち」と「力」を合わせる・・・。
合わせる「力」を持つ為に、ひとりひとりの練習がある。
「仲間たち」と「力」を合わせることの楽しさ。
それを経験出来た子供たちはね、きっと真っ直ぐ育つ。
楽しさに至るまでは、決して楽な道ではないのだけれど。
子供たちが歩む姿、その一歩一歩が「宝物」なんだ。
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ゴールデンウイークも、きっと子供たちは各地で白球を追っているだろう。
全ての野球少年たちの健やかな成長を願ってやまない。
この本から学んだ精神を大切にして・・・。
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誠実でありたい。