今、野球を習っているんだ。

たとえば・・・、久しぶりに訪れた土地で思うことに似ている。
僕がいつも感じるのは、木々の成長・・・。
しばらく見ない間に大きくなった木々を見て、驚く気持ちに似ているんだ。

それは、この子供たち。「清瀬サンダーバード」の選手たちのこと。
瑞々しい木々のようにね、太陽に向かって伸びているんだ。
練習を見るたびに、試合を見るたびに、上達をしている姿に驚く。
それが僕のシアワセ。親父のシアワセ。

この子たちは、ただ単に野球をやっているのではない。
今、この子たちはね、野球を習っているんだ。
あらためて基礎からしっかりと、野球を教えてもらっているんだ。
全ての野球少年たちの瞳は、希求している。
野球を習うことを求めているんだ・・・。

だから子供たちは伸びる。どんな子も必ず伸びるんだと僕は思う。
きっとね、野球が大好きでいる限り。必ず伸びる！
ヘッドコーチが言っていた「成長曲線」の話・・・。
サンダーバードの子供たちの成長する姿を見ながら、あらためて感動しきり。

円陣を組む子供たちの顔。
とても真っ直ぐで真剣な顔。
ひたむきな瞳、美しいと僕は思う・・・。

清瀬ポニーに於いて、１年生を指導するＫコーチ、Ｙコーチ・・・。
真剣な子供たちに真摯に向き合う姿に、僕は誠実な野球人の心を見る・・・。

ありがたい。本当にありがたい。

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中学野球。
長いようで短い・・・。
だからね、ひとつひとつのプレーに心を込めてほしい。

中学野球。
けれども、短いようで長い・・・。
だからね、決して焦らずしっかりと成長してほしい。

出会う全ての人たちの真剣な瞳を忘れないでほしい。
出会う全ての人たちの真摯な心を大切にしてほしい。

そうさ。一つ上のステージに進んだ、全ての中学野球小僧たち。

そうだ。栄冠は君に輝く。
がんばれがんばれ！