グラウンドで逢いまショー。

ある小学校の校庭での事。
元気いっぱいに試合が行なわれていた。
ちょこっと寄ってこ。

ドーモ、ドーモ。コンニチハ！
知ってる顔もちらほら・・・。
なんてフレンドリーな性格なんだろう。
僕って親父は・・・。

「おおっ、久しぶり！」
そんな挨拶を交わせる人が本当に増えた。
フトコロは寒いが心はポカポカする。
同じ想いの仲間は財産なり。・・・きっと。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

小さな子供たちの試合。
本当に可愛らしかった・・・。
その中にもね、「真剣さ」や、「熱さ」がある。
少年野球が多くの人々を魅了してやまない理由が解るんだ。

ちっちゃくても格好いいぞ！
野球小僧たち・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

試合終了後、
応援のギャラリーの中に居たお父さんたち１０数人が、みんなグローブを持ってグラウンドに出て、子供たちとキャッチボールを始めた。
初めて見る光景だ。
すごくいい・・・。
子供たちの顔もね、とても嬉しそうだった・・・。
コーチでも何でもない、普通のお父さんたち・・・。

たくさんのお父さんたちが積極的に子供の野球に参加する。
それはとても有意義な事だと思う。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

すべての野球小僧の親父たちに呼びかけたい。

見なきゃ！
自分の子供の姿・・・。
一生懸命がんばっている姿・・・。
見なきゃ損々。
グラウンドへ行こう！
野球小僧の親父なら！

休日、ゆっくり休みたい気持ちも解る。
でもね、今のうちに見ておかなきゃ・・・。

家の中でパンツ一丁でビールを飲んでテレビを見てる？
そんな休日の過ごし方なんてさ、まだまだ先でいいでしょ？

グラウンドへ行きまショー。
子供に逢いに行きまショー。

キャッチボールの相手をしているお父さんたちの顔も、ね・・・、
とても嬉しそうだった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

グラウンドへ行きまショー。
球拾いしまショー。
草むしりしまショー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

アナタとワタシの合言葉、有楽町で逢いましょう。
僕たち親父の合言葉、グラウンドで逢いましょう。