訂正がある。
映画、「バッテリー」のコマーシャルで出てくる言葉は、
〜今しか出来ない事がある。〜ではなくって、
〜今だからこそ出来る事がある。〜だった・・・。


申し訳ない。反省!さんせいのはんたい!


〜今しか出来ない事がある。〜
〜今だからこそ出来る事がある。〜


似ている言葉だし、概ね主旨も同じなのだけれど、よーく考えてみるとね、かなり違う。
おそらくコピーライターの人は、そこまできちんと考えているのだと思う。
あらためて訂正させて頂きたい。
せっかく中学生の野球少年たちに贈られた言葉なんだもんね。大切にしなければいけない。


〜今だからこそ出来る事がある。〜


中学生の多感な時期の心へ向けられた暖かなメッセージだ・・・。


単純に、今しか出来ない野球にうち込め!なんて言っているのではない。


ひとりひとりが考えているだろうし、それぞれが葛藤している事だってあるだろうし、
勉強だってしなくちゃならないし、大人になりつつある身体と心の不安もあるだろうし・・・。
それらを全てひっくるめた上でね、今だからこそ出来る野球を精一杯やりなさいよ。って言っているんだ。


〜今だからこそ出来る事がある。〜


そこまで深くて暖かなメッセージなんだね・・・。


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高校野球のドラマならね、たくさんある。
もちろんそれぞれに素晴らしいものだ。


その中にあって、「バッテリー」の素晴らしさは、ね、あえて中学野球の世界を描いてくれた事だ。
まだ幼さも残る。繊細でしなやかでもある。
挫けて折れてしまいそうな弱さだってある。
でも、彼らの中にはね、僕らと同じ男の強さが芽生え始めている。
彼らの目線に合わせると見えてくるドラマがある。


中学野球の世界だってね、本当にドラマチックなんだ。
映画、「バッテリー」の公開をきっかけにして、次第に注目が集まるのではないだろうか?


〜今だからこそ出来る事がある。〜


自分自身の心と身体に気付き、自分自身で考え始めた彼ら。
そうだ。それが中学野球小僧。
そこに、かしこに、熱いドラマが溢れている。


今だからこそ出来る野球のドラマだ・・・。


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映画、「バッテリー」
3月10日・・・。
全国一斉ロードショー・・・。


わははははっ!
見なきゃ!