弥生よいよい。
弥生3月。
春の透き通る空気に映える花びら。
豊後白梅という名前なのだそうだ。
我が家のお向かいさんの庭に艶やかに咲く。
ソメイヨシノに先駆けて咲く。
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ようやく肩の荷が下りた。
娘が望んでいた桜咲く。
彼女もまた、ソメイヨシノに先駆けて咲く。
かの迷馬、ハルウララなみにおっとりとした娘なのだけれど。
彼女なりに精一杯走った。
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合格発表を見に行った娘からの電話は、あろうことか涙声だった・・・。
紛らわしい事甚だしい・・・。
僕は慌てて慰める言葉を探した・・・。
「え〜ん、合格してた〜、えーん。」
正確に言うと、ゴウガグジデダ〜って発音だったのだけれど、そこは御愛嬌。
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悲喜こもごも。
ここまでは悲喜こもごもだった。
たぶん、これからも悲喜こもごもなんだろうな・・・。
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おめでとさん。よくがんばりました。
友達をたくさん作れ。青春を謳歌せよ。
残念な事は、野球部が無いって事だ・・・。
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