バイブルを読みながらブルブル

「父さん、弁当サンキュ！美味しかったよ。」
ハヤトよう、うれしい事を言ってくれるじゃないか・・・。

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メシを作り食わせる。
そんな時、「美味しかったよ。」と云う一言がね、こんなにもうれしいものだとは思わなかった。

ふと考えた。
これは立場が違った時にも言ってあげるべきセリフなんじゃないだろうか？

カミさんが作ってくれた物を食べる。
モグモグと食べる。
「ごちそうさま。」ならね、いつだって言っている。
それに付け加えてさ、「美味しかったよ。」って言えたならいいんじゃないだろうか？
カミさんだって人の子・・・、恐くなんかない・・・。
きっとうれしい気持ちになってくれるだろう・・・。
場合によってはね、オカズが一品増えるかもしれない・・・。

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親父も厨房に入れ！
ハイレ・ハイレフレ・ハイレホー・ハリハリ・フレホー！だっ！
僕は提言する！
親父も厨房に入れ！中坊（チューボウ）のために！
厨房にて学べ！
人としての心。

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写真はね、試作品なり。
ハヤトが野球の時に持って行く弁当の新メニューを考案中なんだ。
テーマは、「青春の鼓動とスタミナ」だっ！

豆板醤をバンバン入れる。ジャンジャン入れる。
まさしくトウバンジャン、ジャンバルジャン、がんばるじゃん・・・。

試行錯誤をくりかえしつつ、試食をしている僕だ・・・。

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野球少年たちのバイブル、「中学野球小僧」のバックナンバーを参考書にしている。
やっぱりな、中学生は「御飯」を多く食べるべきだ。
白米。いわゆる銀シャリだ・・・。
炭水化物の摂取が必要不可欠らしいぞ・・・。

いかにして白い御飯の摂取を効率よく促せるだろうか？
そこに主眼を置いたメニューの開発は欠かせない・・・。

しかしなぁ、最近のハヤトは食べる食べる・・・。
お米を一合多く炊くようになった・・・。
エンゲル係数が急上昇だ。
それがうれしい・・・。
「翼の折れたエンゲル」になってはなるまい・・・。

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「父さん、美味しかったよ。」
新メニューでもね、そんな言葉が聞きたい僕だ・・・。

すごいぞ！僕って親父は！
フライパン捌きが日増しに上達している・・・。
職業の道を間違えたかもしれん・・・。
今度、合羽橋道具街へ行ってみようと思う。
プロ用のフライパンとね、圧力鍋が欲しい・・・。

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ところで、バイ・ザ・ウエー。
「中学野球小僧」読んでる？

ものすごくいい本なんだ。
まさしくね、バイブル・オブ・ベースボールキッズと言っても過言ではない。
中学生の野球少年たちの聖書だ・・・。

僕みたいな親父が読んでも参考になる。
こうやって野球少年の「食」について考えているのも、この本のおかげだ・・・。

あらゆる面からね、野球の好きな子供たちをサポートしてくれている。
ぜひ！ご一読あれ！
お近くの書店で今すぐGET！
白夜書房サイコー！
ビャック・Yeah!
なんちゃってな・・・。

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実は、僕もクマおじさんもね、瀬川ふみ子さんのファンだ・・・。
厳しい中学硬式野球の世界も、彼女と云う柔らかなフィルターを通して描かれると眩しく輝く。

野球少年たちの側に立った暖かな文章がうれしい。
全てのリーグの全選手たちにとって心強い存在なんだ・・・。

「中学野球小僧」をご覧頂きたい。
瀬川さんの書かれた記事を読んで頂きたい。
その視点はね、僕たち野球少年を持つ親と同一のまなざしなんだ・・・。

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先日の開会式の時、清瀬ポニーの選手たちはね、なんと各学年ごとに瀬川さんに写真を撮って頂いた。

おい、ハヤトっ！写真を撮ってくれたのはさ、どんな人だった？
僕は息子に聞いた・・・。

「えーっとね、とても親切な女の人だったよ。」

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瀬川さん、グラウンドでお会いしたらサインをください。
B型・オッケー！ノープロブレム！です。笑顔！

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おっと！僕は新メニューの調理中だったっ！
豆板醤じゃん、結構いいじゃん・・・。
明日はキムチの素を使ってみよう・・・。

毎日試作を続けている。
毎日お昼に試食をしている。

え？これってさ、ただの僕の昼メシになっちゃってる？

げっぷ・・・。