我が娘・愛しや・・・。

ところで、バイ・ザ・ウエー・・・。

女子高生になった娘は、元気に学校へ行っている。
７．３キロの道程を自転車で通っている・・・。

心配なんだ。
ものすごく心配で僕は昼寝も出来ないでいる。

転ばないだろうか？
なにしろ自転車とは、「自ら転ぶ車」って書く。
すってんころりんイテテテテではシャレにならない・・・。

スカートをヒラヒラさせたまま自転車を漕いでいないだろうか？
おい！対向車のドライバー！見るんじゃねぇぞ！

友達との会話に夢中になるあまり、あさっての方向へ自転車を走らせたりはしないだろうか？
道に迷っちゃったりしないだろうか？
娘はB型で方向音痴なんだ・・・。

心配の種は尽きまじ・・・。

雨の日はバスで行く。
これまた心配なり。心配でしょうがない・・・。
♪しょうがない〜雨の日はしょうがない〜♪
雨の混み合った車中、手鏡野郎はいないだろうか？

バスだってさ、女性専用車両を運行してほしい。
僕は声を大にして叫ぶ者である。

心配なり。心配なり。
我が心配の種は尽きまじ・・・。
娘を持つ父の身の苦しさに悶絶している・・・。

「心配するなら金をくれ！」ってか？
そんな事を言う娘ではない・・・。

娘よ、車で送迎させてくれないだろうか？
え？ダメ？

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ドキドキ・ドキドキ
ハラハラ・ハラハラ

「ただいま〜。」って声が聞こえるまで、
毎日ドキドキ・ハラハラの連続だ・・・。

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親とは、「木の上に立って見る。」と書く。
でも僕が登ったらね、木が折れちゃうかもしれない・・・。

よいしょっ、よいしょっ、よいしょっ・・・、

バキッ！

うわぁぁぁ〜っ！