誕生日に
誕生日が来た・・・。
これで41歳・・・。
立派な大人の年齢なのだけれど、僕は相変わらずの僕だ・・・。
しかしなぁ、この1年間は早かったなぁ・・・。
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オギャ〜と生まれてから20歳になるまで・・・。
20歳になってから死ぬまで・・・(もっともね、これは個人差がある)・・・。
体感する時間の長さは同じなんだって以前にも書いた。
まったくその通りだと痛切に感じる。
何で大人は時間を早く感じてしまうのだろうか?
その答えは簡単だ・・・。
大人はね、楽しいからだ・・・。
少しずつなのだけれど、人生の楽しみ方を憶えたからなんだ。
きっとシアワセに生きている証拠だ・・・。
「あのオジサンはシアワセそうに生きているな〜。」
子供たちから言われたならば上出来だ。
子供たちから思われなければ甲斐がないと言うものだ。
なっ、今を精一杯生きている子供たちよ、
がんばって大人になればいい・・・。
大人って楽しいぞ!シアワセなんだぞ!
君たちの未来だってね、きっと楽しくてシアワセなんだよ・・・。
子供に関する悲しいニュースがまたもや流れてくる日々・・・。
チクチクと胸ばかりが痛む・・・。
悪い見本でもいい。ダメな大人だっていい。
反面教師と呼ばれたって上等じゃないか・・・。
僕ら大人たちがシアワセそうな顔をして生きていればね、
それが子供たちへの最大のエールになるんじゃないかって僕は思う。
人生は決して悪くはない。
精神年齢3歳、実年齢41歳。
このまんまの僕が言うのも恐縮なんだけれど・・・。
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九州の病院にてスタートしたのはね、「赤ちゃんポスト」だってさ・・・。
「コウノトリの揺りかご」なんて美しい別名がある・・・。
歪んだ社会の後ろめたさが与えた美しい別名のような気がしてならない・・・。
こんな物を作らなくっていい世の中だったらいいのになぁ・・・。
オギャーと生まれた日、
どんな人だってさ、必ず誰かに抱き上げられたんだ・・・。
必ず愛されている存在なんだ・・・。
忘れちゃダメなんだよ・・・。
そこで保護された3歳の男の子を想う。
父親に連れられて新幹線で来たと言う・・・。
あまりにもあまりにも悲しい。
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松尾芭蕉が奥の細道へと出発した日を、新暦に直すと今日なのだそうだ。
5月16日・・・。
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誕生日を迎えて41歳。
シアワセな顔をして生きよう・・・。
写真はな、今年の誕生日プレゼントだ・・・。
「金魂」練習用の面だ・・・。
これで段ボール箱を被らないで済む・・・。
バットを構えたハヤトにトスをする。
ふと思った。
あの3歳の男の子と彼の父親について・・・。
手をつないで新幹線に乗ったのだろうか?
事情はあるだろう・・・。
でもね、その小さな手のひらはさ、決して離してはならないものだったんだよ・・・。