御伽草子

桑田真澄投手がメジャーのマウンドに立った。
夢は叶うもの。
夢は叶えるもの。
痛いほどに誠実な姿勢を持ったひとりの野球少年が辿ってきた道程がある。
夢を見続ける事の難しさを想う。
夢を見続ける事の大切さを想う。
だが、それ以上にね、夢を見続けようとする心の強さを感じる。


メジャーのマウンドに立った投手は、40歳になろうとする野球少年だ。
現在野球をがんばっている高校生や中学生、そして小学生たちと同じ心を持っている。
桑田真澄投手は彼らに勇気を与えてくれた。
彼らにもね、いつまでも夢を見続けようとする心を忘れないでいてほしいと願う・・・。


桑田真澄投手の口から野球の神様という言葉を聞いた時、
おそらく多くの人が胸を熱くしただろう・・・。


いつかきっと。
そうだよ、いつの日かきっと。
いつかきっと夢は叶う。


英語で言うとドリーム・カム・トゥルーだ。
略してドリカムだ。


小さな野球少年たちよ!夢を見続けよう!
君だけの「未来予想図」を持て!
上手いっ!座布団1枚持ってきて!


閑話Q題。


たゆまぬ努力の大切さがあるんだね。
たゆんでいる僕が言うのも恐縮なのだけれど・・・。


そうそう、中学生の野球少年たち、こんな話を聞いたよ。
どうか参考にしてほしい・・・。


「中学生はこれからです。
 全てがこれからです・・・。
 中学2年生の夏・秋・冬。ここで分岐点があります。
 小学生時代の野球は、身体の大きい子、運動神経のいい子であれば出来た。
 中学も1年生ぐらいまでならそれでもある程度は通用していられた。
 しかし、これからは本人の姿勢や考え方、取り組み方が大切になってきます。」


姿勢や考え方、野球に対する取り組み方・・・。
どうだろう?
桑田真澄投手の生き方はね、とても素晴らしいお手本になるんじゃないだろうか。


どうだろう?
自分の胸に問いかけてみてほしい。
野球が好きかい?
本当に本当に好きかい?


「うん!」って言えた?


なら大丈夫!大丈ブイッ!だ。
オッケーオッケー!ノープロブレムだ・・・!


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夢を見る事の出来る「力」


野球の神様は等しく誰にだって与えてくれているんだぜ。