hayatonooyaji2007-07-16

「理事長ですっ!理事長が来ています!」
カントリーヴィレッジのロビーで、若い古川コーチに呼び止められた僕・・・。


え?どこどこ?


「あそこですっ!総監督と高原部長とコーヒーを飲んでいらっしゃいます!」


おおっ!
感動で震える・・・。
日本でポニーリーグの火を灯してくれた人・・・。
数え切れないほど多くの野球少年たちの「夢」や「誇り」を守ってくれた人・・・。
感動して、目がウルウルする・・・。
僕は今、ウル目イワシになっているぞ・・・。


「挨拶に行きましょう!紹介します!」


だ、ダメ!
僕って親父はね、緊張しやすいタイプ・・・。
遠くから見てウルウルしているくらいがちょうどいい・・・。
ここから参拝するっ!


「挨拶に行きましょうよ。だって1番会いたい人でしょ?」


古川コーチはイタズラっぽく笑う・・・。


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みんなの心は同じ・・・。


そっ、そうだよね・・・。


どうしても僕はね、日本でポニーリーグを作ってくれた人に言いたい言葉があるんだ・・・。


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この塁間や投本間の距離や、投手が疲弊しないシステムや、多くの野球少年が試合を経験出来るルールや、
世界中の子供たちが野球を通して成長する・・・ウンヌンカンヌン・・・。


いろんな想いが溢れて止まらなくなっちゃったぞ・・・。


どうする?どうしよう!
同志よ、どうしよう?


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「早く!行きましょう!」


へ?へい・・・。


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フラフラと僕はね、古川コーチに手を引かれ、日本でポニーリーグの火を灯して下さった人の所へ。


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たくさんの野球少年たちを守ってくれてありがとうございました!


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その一言だけを言えた・・・。


うれしかった。本当にうれしかった・・・。


古川コーチにキスをしたい気持ちだ・・・。
覚悟はいいかニャ?古川コーチ・・・。


ブチュ〜ッ♡


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「ポニーの主役は少年たちである。」


何度も読んで涙した・・・。


あまりにも崇高な理念の少年野球・・・。


その理念を書いた人が目の前にいる。
その人に直接御礼を言う事が出来た・・・。


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小学生の野球でね、泣きながら野球から離れた子供たちをたくさん見た。
僕もクマさんもね、野球で泣いている子供たちをたくさん見た。


そんな子供たちにポニーリーグを教えてあげたかった・・・。


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野球は誰のもの?


きっとね、野球が好きな子供たちのもの・・・。


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日本でポニーリーグの火を灯してくれた人は、80歳を越えても元気そうだった。


そして、とても気さくに笑って話してくれた・・・。