hayatonooyaji2007-07-18

トントントントン・・・。
トントントントン・・・。


台所に立ち、野菜を刻んでいる娘の後姿がカミさんに似ていた。
驚くほど似ていた・・・。


しばし立ち止まり見ていた僕。


不思議だ・・・。
本当に不思議な感覚・・・。


トントントントン・・・。
トントントントン・・・。


軽やかな包丁の音・・・。


視線に気付いたか?
娘がこちらを振り返る・・・。


「な〜に?」


振り向いた顔は僕に似ていた。


「なんでもないよ。」


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小さかった子供たちが大きくなる。
あたりまえの事かもしれないのだけれど、シアワセ。


そして、ちょびっとだけ淋しい・・・。


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