野球少年たちへのエール、「敗れざる君たちへ」に寄せて。
一日に費やす時間を僅か10分と決め、毎日つらつらと書き続けてきた日記だ・・・。
一日に頂くメールが60通を越えて驚いた・・・。
少しだけ時間は掛かるかもしれないのだけれど、必ず全てのメールに返信をさせて頂く。
しばしお待ち頂きたい・・・。
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「敗れざる君たちへ」は、阿久悠さんが松井秀喜に贈った詩だ・・・。
5連続敬遠・・・、
ルールに則った恥ずべき事はない20球なのだけれど、
その20球が奪った物がある・・・。
日本中の人々を落胆させた20球だった。
あまりにも悲しい20球だった。
その20球を、松井秀喜は真剣に構えていたのだ。
1球たりとも気を抜く事なく構えていたのだ・・・。
松井秀喜は静かにバットを置き、1塁へ進んだ。
塁上で深呼吸をした・・・。
誰をも恨まず、誰をも憎まず、ただ彼は深呼吸をした・・・。
阿久悠さんは泣く。
松井秀喜と言う少年の崇高で真摯なる姿に泣く。
そして、阿久さんは忘れない。
悲しい20球を投げさせられた少年の痛みにも想いを馳せているんだ・・・。
その美しい詩を読み、僕も泣いた。
今、その美しい詩を反芻しながら再び泣こうかと思う・・・。
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野球を志す少年たちの想いは、まこと美しいと思う・・・。
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そっとしておいてあげてと願う・・・。
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申し訳ない。
この夏。
佐賀北高校の選手諸君も立派だった・・・。
愛しい・・・。
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だからこそ広陵高校の野村投手が愛しい・・・。
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野球はね、野球を信じる少年たちを裏切らない・・・。
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しばらくの間、僕は少年たちを讃える詩を書こうかと思う・・・。
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阿久悠さんがいる・・・。
今、信じてもらえないかもしれないけれど、僕と共にいる・・・。
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がんばる少年達を見続けようと思う。
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詩を書こうと思う。