どっこいしょっ!

hayatonooyaji2007-10-26

動くたび「よいしょ」と言ってしまう。
(東京都 四十八歳 主婦)


新聞に載っていた健康食品の広告に目が留まる・・・。
これは、決して他人事ではない・・・。
「よいしょっ!」なんてね、ツキノヤ・エンキョウ時代のタチバナヤ・エンゾウ師匠の言葉みたいだけれど、
絶対に笑っちゃいけないし、且つ、笑えない・・・。
これは、笑ってばかりでは済まされない年齢に僕も達してしまっている事を実感しているからだ・・・。
他人事ではない。まったくもって他人事ではない・・・。


ただ、僕の場合はね、「よいしょ」ではなくて、「どっこいしょ!」なのだけれど・・・。


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金曜日、雨・・・。
これだけまとまった雨が降るのはひさしぶりだ・・・。
布団から出る時、僕も自然に口にする・・・。
「どっこいしょっ!」って・・・。


日々、鍛錬の足りぬ自分自身の生き様を恥じるばかりだ・・・。


動くたび「どっこいしょ」と言ってしまう。
(東京都 四十一歳 ハヤトの親父)


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鍛錬か・・・。
とても重たくて尊い言葉だと思う・・・。


鍛えて練る・・・。
練るように己を鍛える・・・。


それは、おそらくきっと、野球少年たちの日々の姿だ・・・。


みんなすごいんだ・・・。
スポーツをしている子供たちの日々の過ごし方はね、とてもすごいんだ・・・。


僕は無条件で、何かに打ち込んでいる子供たちを尊敬する大人の一人だ・・・。


きっときっとね、つらくて苦しいと思う時だってあるだろう・・・。
でもね、それでも大好きで大切な、打ち込める何かを持っている君はすごいんだぜ・・・・。


がんばれがんばれ・・・。
たぶん、君はね、四十代になったってさ、「よいしょ」も「どっこいしょ」も言わない大人になるだろう。


君はすごいんだぜ。
何かに打ち込める君たちはすごいんだぜ。


こんなに寒くなってもさ、うっすらと汗をかいて半袖を着ているオジサンから言われてもね、
うれしくないだろうって思うんだけれど・・・。


君たち夢中な中学生はね、すごいんだぜ。
一人残らずすごいんだぜ。


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木曜日の夜。
いつものようにハヤトは一人でランニングへ。
賑やかな笑い声たちと一緒に帰って来た・・・。


僕は、そ〜っと窓を開けて様子を見た・・・。


サッカー部の子。ラグビーのクラブチームに入っている子。
野球部の子。市内の軟式の野球チームでがんばっている子・・・。


みんながそれぞれランニングをしていて、偶然逢ったみたいだ・・・。


夜、月明かりの下で。
楽しそうに過ごしている姿・・・。
みんなみんながんばっている・・・。
こうやって日々を過ごしている・・・。
がんばってる子はみんなグッドフェロー・・・。


鍛錬・・・。
みんなみんながんばっているんだね。


負けるな!自分の心にね。


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そうそう。
立川のアナコンダ氏こと、リキくんの親父さんの日記にね、
とても素晴らしい言葉が書かれていた・・・。
アナコンダ氏も仲間。
大切なポニーの親父の仲間。


「昨日よりも、1.1倍の努力を重ねよう!」


そうだね、1・1倍の努力だ・・・。
そんな気持ちを持ちながら日々の鍛錬が出来たらいいね・・・。


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誰もがファイト!
みんなみんながんばれ!


野球の子も、野球以外のスポーツをがんばっている子も・・・。
みんなみんな負けるな!


ア・オ・イ・ク・マ・・・
アセラズ・オコラズ・イバラズ・クサラズ・マケズ・・・。


それぞれに抱いた夢へ向かえ!
そして輝いてほしい・・・。


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さてと、
僕は僕で仕事をがんばらなくっちゃな・・・。


どっこいしょっ!