オジサンより愛を込めて
昼休みに少しだけグラウンドに行こう・・・。
そう、ちょびっとだけ野球少年たちの様子を見に行こう・・・。
僅か数十分だけだって構わないんだ。
野球の聖地の風を吸いに出掛けよう・・・って、ね、
しっかりと固く強く決心をして出掛けたのだけれどなぁ・・・。
気が付けば数時間が経過しているぞい・・・。
まったく僕は今、浦島太郎の気持ちがよくわかる・・・。
僕にとってグラウンドは、まさに竜宮城なのかもしれない・・・。
うっとりとしている間にね、時間が超特急で過ぎていくんだもんね・・・。
選手のみなさんには申し訳ないのだが、鯛やヒラメの舞い踊りを見ている位に楽しい。
一生懸命に白球を追う姿を見ていると、本当にうっとりとしてしまうんだ・・・。
がんばれがんばれ野球少年たち!
オジサンはなぁ、ずっと見ているぞ・・・。
うむ、そうさ、目玉の野球親父だと言えるだろう・・・。
ファイト!一発!野球少年たち・・・。
今日もね、元気と勇気をありがとさん!
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ここは清瀬第2グラウンド・・・。
あの清瀬ポニーの本拠地・・・。
野球の風が吹いてるところ・・・。
スピリチュアル(おっと、舌を噛んじまいそうだぜ。)な、何かを感じる。
とっても不思議な何かを僕は感じるんだ・・・。
野球の神様の気配がする。
野球の神様が子供たちを呼んでいる。
野球が好きで好きでたまらない子供たちを呼んでいる。
ここを走る野球少年たちはね、必ず何かを背負ってやって来た。
縁があってやって来たんだと思うんだ・・・。
北海道の子も、沖縄の子も、もちろん関東の子も、ね、
野球の神様が呼んだ子供たちばかりなんだ・・・。
出会えた奇跡を大切にしておくれ・・・。
過去に、この聖地を走ったであろう少年たち・・・。
出会える奇跡を大切にしておくれ・・・。
未来に、この聖地を走るであろう少年たち・・・。
そして現在、この聖地を走る少年たち・・・。
みんなしっかりと光り輝いておくれ・・・。
君たちは野球の神様に連れて来られたんだよ。
ここに、この聖地に・・・。
(親父たちはね、オマケでくっついて来たんだ。ゴメンね。)
野球が好きな君の心がさ、もっともっと大きくなる姿が楽しみなんだ。
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カキーン!