野球母ちゃん・・・。
僕、41歳・・・。
でもね、僕の事を想い、泣いているのだそうだ・・・。
僕のオフクロ・・・。
うざったい!とってもうざったい!って感じるのだけれど・・・、
オフクロを想い、時々涙する事がある・・・。
たぶん、彼女はね、僕が何をやったってね、泣くのだと思う・・・。
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オフクロ・・・。
僕のオフクロ・・・。
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森進一さんがね、「おふくろさん」を唄えなくなっている・・・。
あの作詞家の先生は正しい・・・。
「おふくろさん」を大切に出来ない人が「おふくろさん」を唄っちゃいけない・・・。
その先生が書いた詩なんだそうだよ・・・、「月光仮面」
とても美しい日本語の在り方を思った・・・。
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オフクロの想いは重い・・・。
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僕は男なので、女性の心はわからん・・・。
何一つわからん・・・。
「野球かあちゃん」さんのブログを読み、時々想いの繊細さに感動する事がある・・・。
僕にはわからんのよ、繊細な気持ち・・・。
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シマさん妻の背中だ・・・。
野球母ちゃんのTシャツを着てる・・・。
その文言を読み、僕は震えた・・・
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親父とは違う心があるんだね・・・。
とってもとっても切ない気持ちがあるんだね・・・。
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全国の野球少年の母たち・・・。
あなたへの想いを馳せる事なく日記を書き続けた自分を反省する・・・。
きっときっとね、僕ら親父たちよりも強く、子供を愛する気持ちはね、あなたたちの方が強い・・・。
ずっとずっとね・・・、強い・・・。
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何と愛おしいのかと想う・・・。
母たちは何て可愛らしいのかと想う・・・。
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ごめんよ、オフクロよ・・・。
僕は、あなたのお腹の中にいた・・・。
僕に夢を見ていたろ?
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今年も僕らはね、あちらこちらの球場へ行く・・・。
たくさんの野球の母たちに会うと思う・・・。
僕らはね、あなたの大切な息子さんのプレーをジャッジする・・・。
おそらく暑い日にはね、
あなたは冷たいお茶を僕らに持ってきてくれるだろう・・・。
ありがとうって感謝をしながらね、冷たいお茶を頂ける僕たちでありたいと思う・・・。
僕らはね、あなたたちのような愛を持っていないんだよ・・・。
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申し訳ない・・・。
本当に申し訳ないことだ・・・。
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自身の母を想う・・・。
Tシャツを着ているシマちゃん母を想う・・・。
かくも優しい人よ・・・。
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この夏、僕はハヤトを連れ、知覧へ行こうと考えている・・・。
あの少年達の写真を見せたいと思う・・・。
あの少年達の真っ直ぐさを向けるべき対象がね、戦争なんかじゃなくってさ、
野球だったらどんなに良かっただろう・・・。
みんなみんな生きていたら・・・。
きっとシアワセな人生を歩んでいたはずの少年たちの写真をハヤトに見せたい・・・。
特攻隊の少年たちはね、
みんな最後にね、お母さん!って言ったそうだよ・・・。
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お母さんたちの愛には勝るまい・・・。
降参!