ちっちゃい花が歩いているぞ。

新学期が始まって1週間が経つ。
進級やら進学やら、新しい日々にそれぞれが慣れた頃だろうか・・・。


「新しいランドセルに黄色い帽子の1ねんせいが登校する姿は、まるで小さな花が歩いているみたいです。」ってね、今日聴いていたラジオの女の人が言っていた・・・。


なるほどなぁ・・・、そうだね、本当に小さな花が歩いているみたいだよね。


学校は楽しい所さ・・・。
ともだちをたくさん作る所さ・・・。


新しいランドセルに黄色い帽子。
小さな花が歩いて学校へ行くよ。


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小さな子供たちが、うれしそうな顔をして笑っていたら・・・、
僕たち大人もね、うれしそうに笑ってあげればいい・・・。


小さな子供たちが、寂しそうな顔をしていたら・・・、
僕たち大人もね、寂しそうな顔をしてあげればいい・・・。


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千葉県にある公立高校で、入学式への出席が許可されなかった新入生がいた。
親である保護者が悪いとか、学校側の対応が悪いとか、識者と呼ばれる人たちの議論が続く。


でもね、一番大事な事はきっと、そんな彼らの議論なんかじゃないんだよ・・・。


入学式が行なわれている間、別室に待機させられていた女の子と男の子は、どんなにか切なくて悲しかっただろうと思う・・・。


学校は本当は楽しい所さ・・・。
それは高校だってそうさ、楽しい所さ・・・。


だから、あまりにも悲しい出来事だった・・・。


その女の子と男の子も、きっと悲しい顔をしていただろう・・・。


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誰かの痛みや切なさや悲しみや苦しみに、想いを馳せる事の出来る心を持っていたいものだ。


誰かのシアワセやヨロコビを、共有し得る心を持っていたいものだ。


「新しいランドセルに黄色い帽子の1ねんせいが登校する姿は、まるで小さな花が歩いているみたいです。」
そんな素敵な言葉の感性を持つ人の心に、共鳴出来る心を持っていたいものだ。


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ちっちゃい花が歩いているぞ・・・。


ともだち100にんできるかな?