支給式。
お小遣いが支給される僕。
フトコロが暖かいとね、気持ちがドーンと大きくなる。
わっはっは!まさしく大船に乗った気分だ・・・。
ばっち来い!とか叫びたくなっちゃう・・・。
でも、大切に使おう・・・。
うむ、ご利用は計画的にせねばなるまい・・・。
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これは、ラジオで聞いた話なのだけれど、本当に泣ける・・・。
夫婦共に41歳で、中学生の娘さんが2人の、平凡だけどシアワセなご家庭でのこと。
そのお宅のお父さんは、常日頃から、お小遣いの増額を妻に要求していた・・・。
「なぁ、お願いっ!頼むよ頼むよ!・・・愛してる・・・。チュッ!」
な〜んてね、心にもない事を言っていたに相違ない・・・。
「もおっ、仕方ないわね、・・・ブツブツ・ブツブツ・・・。」
ブツブツ言いながらも、彼の妻はお小遣いを増額してくれたそうな・・・。
3万円から5千円アップの、月々3万5千円が彼の、今年1月からのお小遣いになった。
ワーイ!ワーイ!と、彼は子供のように喜んでいたらしい・・・。
だが、問題はここからである・・・。
毎晩、彼の背広のポケットから、妻は2百円ずつ回収するのが日課になった。
ポッケに小銭がジャリジャリの、彼は結構ズボラな男だったのだ・・・。
その後も妻は順調に回収を続け、月末には6千円になると言う・・・。
その6千円で毎月、家族で外食に出掛けているんだそうだ・・・。
まったく油断ならぬ示唆に富んだ話である・・・。
ポッケでジャリジャリしている小銭・・・、要注意なり!
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ポッカポカ・ポッカポカ、財布の中がポッカポカ。
ポッカポカ・ポッカポカ、心もなんだかポッカポカ。
金曜日だもんな・・・、25日が、さ・・・。
さぞかし居酒屋さんは繁盛しているんじゃないだろうか?
「13日の金曜日」よりもね、「25日の金曜日」がいい・・・。
小市民は僕だけじゃない・・・。
あっちにもこっちにもいるぞい・・・。
小市民はシアワセだぞ、ホイ!
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今日、カキーン曜日、ハヤトは怪我後、初のバッティングセンターへ・・・。
その様子を見ていて僕は、本当にホッとした・・・。
もう大丈夫だ・・・。
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もう大丈夫だ・・・。
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もう大丈夫だ・・・。
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ハヤトに1740円借りていたっけ・・・。
・・・返さなくっちゃ・・・。
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もう大丈夫だ・・・。(僕のフトコロの話しさ。)