私たちの望むものは。

hayatonooyaji2008-05-16

このところ毎朝、この連載記事を読みながら僕は、ちょっぴり複雑な気分になる・・・。
朝日新聞のスポーツ欄に掲載されている、「高校野球のかたち・第4部」・・・。
サブタイトルはね、「中学野球の光と影」・・・。
中学硬式野球と、高校野球の様々な関わりについて書かれているのだけれど、・・・違う。
あまりにも無理やりな問題提起のような気がしてならない・・・。


朝、トイレでね、ウ〜ン・ウ〜ンってさ、力みながら僕が読んでいるからなのかもしれないけれど・・・。


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この連載を読んでいる親父仲間たちよ、いろいろな意見を聞かせてほしい・・・。
現在、僕らの息子たちが真剣に挑んでいる中学野球とは、これほどまでに重苦しい世界であってたまるものか!って、僕は思う・・・。


息子や、仲間たちや、出会う多くのライバルチームの少年たちはね、ピュアだ・・・。
こんなにもストイックに打ち込める対象を持つ彼らを、何があっても僕は誇りに思い続けたいし、その対象たる世界が心豊かなものであってほしいと願ってやまない・・・。
きっと僕だけじゃない、渦中(って言い方しかない。)にある父母の多くは、そういった人ばかりだ・・・。


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明るく、楽しく、面白く、
いつも笑顔を見せていてやろうと思う・・・。


グラウンドの上にいる中学野球小僧たちってね、誰もが真剣な眼差しだ・・・。


だからなおさら僕は、
明るく、楽しく、面白く、
いつも笑顔を見せていてやろうと思う・・・。


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野球の神様だ。


「ハヤトの親父よ、またその話か!」ってね、言われてしまうかもしれないけれど・・・。


野球の神様の前で、真っ直ぐな心でいよう。
僕は、それをずっとずっと言い続けるぞ・・・。


信じていてほしい・・・。
え?そうだよ、べつにね、僕を信じてくれ!って言っているワケじゃない・・・。
野球の神様を信じていてほしい・・・。


本当に不思議がいっぱい訪れるんだよ・・・。
僕は今、それを実感しているところ・・・。


野球の神様ってね・・・、
信じている人には存在する。
信じていない人には存在しない。
だったらどっちが良い?


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「野球を人生の友とせよ。」


そう、野球の神様に対して、決して恥ずかしくない自分でいればいいんだよ。って・・・、
それだけを自分の子供に教えてあげればいい・・・。


少年野球の主人公は少年たちなんだもの。
誰だってね、自分の物語の主人公なんだもの。


野球は終わらない・・・。


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絶対に、ね。


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今日は金曜日だからな、わっはっは!カキーン曜日だ!


先週&今週、バッティングセンターにさ、大人の野球の人たちがいたよ・・・。
大人になっても野球を楽しんでいる人たちさ・・・。
草野球ってね、とっても素敵な言葉だと僕は思う・・・。
素晴らしい野球の在り方のひとつだ・・・。


野球を続けている限り、勝者も敗者もない・・・。
僕は、そう信じている・・・。
多くの友人を得て、その人生は心豊かなものになる・・・。


二十代とおぼしき若者たち。
それぞれに仕事を終え、明日の試合に備えてであろう、
チームメートみんなでのバッティング練習だ・・・。


彼らの会話がイイ・・・。
彼らの笑顔がイイ・・・。


「野球を人生の友とせよ。」を、している・・・。


明日の試合、野球を楽しめるといいね。
野球の風を深呼吸すると、こんなイイ表情になるんだね・・・。


草野球の風景を想う・・・。
ユーミンの歌の世界みたいだ・・・。


きっとな、彼女なんかがいたりしてな、
彼女はな、御弁当を作って応援に来たりしてな、
試合が終わったらな、きっと草の上に座って二人で御弁当を食べるんだろうな・・・。


御弁当の中身はな、おそらくサンドウィッチだな・・・。
「は〜い、ア〜ンして・・・。」とか言われるんだろうな・・・。
「ア〜ン。」ってさ、おいおい、本当にア〜ンしちゃってるぞ!
「美味しい?」って、彼女が聞く。
「うん。オイチイ。」ってさ、答えてるぞ・・・。
う〜む、いいな、いいな、若い人たちっていいな・・・。


想像しただけでもシアワセの御裾分けがもらえちゃったぞ・・・。


カキーン!
真剣な顔でゲージの中にいるお兄さんの様子を見ながら僕は思う・・・。
明日晴れるといいね・・・。


野球はやっぱりシアワセなのさ。


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「中学野球の光と影」?


是非一度、清瀬第2グラウンドを訪れてみてほしい・・・。


カキーンの音を聞いてほしい・・・。
暖かな野球の風に吹かれて深呼吸をしてほしい・・・。


光でも影でもなく、
もっと違う何かに出会えるはずだ・・・。