ココニ幸アリ。

カレンダーを1枚めくる・・・。
やっぱり早いなぁって思う・・・。
もう6月だ・・・。
でもね、時間の流れを早いと感じられるのはきっと、そうだよね、シアワセな証拠だ・・・。
日曜日、快晴なり・・・。
カキーン!と抜けるような青空の野球日和・・・。
僕は仁王立ちして、腰に手をあてて牛乳を飲みたくなる・・・。
それぐらいカキーンで爽やかな一日だった・・・。


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ハヤトは自転車で野球に出掛ける。
お茶当番のカミさんは車で野球に出掛ける。
同じ場所に行くんだからさ、車に自転車を積んで一緒に出掛けたらどうだい?
マイ・スイート・ハニーよ。って、僕は提案する・・・。


「ダメ!あなたは甘いっ!」と、
せっかくの僕のテンダネスな提案は、キャッキャと却下される・・・。


はははは母とは厳しいものだ。
だが、そこに深い母の愛情があるのだ。
海より深い愛情があるのだ。
知っておくがいいぞ!・・・野球を愛する少年たちよ!


ちっちっち、父より母が厳しいのだ。
きっと、僕んちだけじゃないんだ・・・。


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そうそう、先日の事。
午前中、カミさんが掃除機を殴っていた。
ちょこんと正座して、小脇に掃除機をはさみ、
右手をグーにして、掃除機のボデイを殴り続けていた。


グ・グ・グ・グ・グ・・・グワ〜ン!グワ〜ン!
掃除機は動き始めた・・・。


「♡、直った。」


たぶん、直ってはいないと僕は思う。


がんばれ!耐えてほしい・・・。
掃除機よ、正直な掃除機よ・・・。
カミさんは掃除が大好きなんだ・・・。


我が家は綺麗に片付いている・・・。


厳しいかもしれん・・・。
だが、厳しさの中にも愛はあるのだ・・・。


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よい天気・・・。


厳しさの中に愛あり・・・。
優しさの中に愛あり・・・。


お茶当番も楽しいみたいだ・・・。
とってもシアワセそうな顔をしていつも帰ってくるんだもんな・・・。


よい天気・・・。
野球の風を深呼吸しながらね、カミさんたちもシアワセになるみたいだ・・・。


カキーン!ってね、
カミさんよ、君も野球を楽しんでおいで・・・。


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え?僕?
僕は仕事・・・。
今月、僕も再び沖縄へ行く・・・。
今、一生懸命働かなければなるまい・・・。


今度はね、アリとキリギリスの寓話に僕の人生をたとえるのなら、
アリになろうと決めたんだもんね・・・。


アリさ、僕って親父は・・・。


ここに幸アリ。


なんちゃって。