ルールとモラル。

〜凡事徹底〜


あたりまえの事を、ただあたりまえに実践する・・・。


それは、簡単なように思えて結構難しいみたいだ・・・。


だが、何事に於いてもね、とても大切な考え方なんだ・・・。


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過日、ある高校の野球部の監督がラジオに出演していた・・・。


僕よりもずっと若い監督さんなのだけれど、熱く、
この夏の甲子園での躍進ぶりについて語っていた・・・。


その中でひとつ、
現在の中学生の野球小僧たちに向けてのメッセージがあった。


とても心に残るメッセージだったので、
要約してここに書こう・・・。


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ズバリ!
通信簿から「2」を無くせ!
だってさ・・・。
え?君は、「2」がある?
だったらがんばってさ、「2」を無くしてみよう・・・。


うう〜む、
いつも僕が言っている事と違っていてゴメン・・・。


「2がある人は、野球をする資格がありません。」


相対評価ではなく、現在は絶対評価・・・。
つまり、「2」は、ありえない評価なのだそうだ・・・。


授業中、しっかりと先生の目を見て話を聞く。
提出物をきちんと提出する・・・。
それさえ出来ていたらね、「2」と評価される事はないんだって。


しっかりと先生の話を聞く事は、モラル(常識)。
提出物を提出する事は、ルール(決まり事)。


モラルなく、ルールを守れぬ者、
すなわち野球をする資格が無いって事だ・・・。


「どんなに身体能力が優れていても、
 どんなに野球の技術に長けているとしても、 
 そんな選手を我が校は必要としません。」


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見事!
見事なり!
若き監督・・・。


この夏の甲子園で輝いた信念。


学校で彼が担当する科目は、理科なのだそうだ・・・。
さすが、理路整然と語っておられた・・・。


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ルールを守る。
モラルを持つ。
最低限必要なる野球をする資格。


全てナルホドの言葉だった。


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中学1年生から3年生まで全員、
まだまだ間に合うでしょ?
2学期、それを目標にして学校生活を過ごしてみよう・・・。


「2」を無くしてからカキーン!だ。


がんばれがんばれ!君たちなら出来る!


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PS,「野球は賢者のスポーツです。」って、ね、
    その監督は言っていたよ。


賢くな〜れ。
よしよし、いい子いい子・・・。
オジサンが君の頭を撫で撫でしてあげよう・・・。