グローリー・ローリングス・デイズ

hayatonooyaji2008-10-25

日付が変わり現在、土曜日の深夜・・・。
今日は、特別な一日なんだ・・・。


ローリングス杯(コルト大会)予選リーグ最終戦・・・。


いよいよだ・・・。
9年間に渡った息子の少年野球の最後の試合になる・・・。
そして、僕にとってもね、「野球少年を息子に持つ親父」としての最後の日・・・。


とても感慨深く今日を迎えた・・・。
とても感慨深く今日一日を過ごそうと思う・・・。


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「オ父サン、僕、野球ヲ習イタイノ・・・。」と、小学校1年生のハヤトに請われて始まった日々・・・。
光陰矢のごとしとは、よくぞ言ったものだとあらためて感心する。
振り返りつつ考えれば、もっともっと他にやりたい事だってたくさんあった・・・。
野球一色になってしまったハヤトの少年時代を、どう受け止めて納得すればいいのだろう?なんて実は、いまだに僕は思ったりもしている・・・。
だが、他にやりたかった事は何だったのだろう?とも、僕は考えたりもする・・・。
釣りか?キャンプか?家族揃って週末毎の小旅行か?
他にやりたかった事って、ね、たくさんあっただろうって考えるのだけれど、こうやって実際に思い浮かべて書き連ねてみるとそれは、案外あまり多くはなかったと気付き、少しだけ僕は心が軽くなった・・・。


良かったんだ・・・、これで・・・。
野球ばかりのハヤトの少年時代を、親父である僕が肯定してあげなくてどうするんだと、僕は自分の心に向けて言う・・・。
良かったんだ・・・、これで・・・。
この9年間は、宝だ・・・。
何から何まで全てが宝だった・・・。
この9年間のハヤトの少年野球で出会った全ての人々に僕は、心の奥底から御礼が言いたい・・・。
ありがとうございました・・・。


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「父さん、明日はさ、早起きしてほしい・・・。
 試合に出掛ける前に布ボールを打ちたい・・・。」


そんな事を言いながら、ハヤトは今夜、随分と早い時間に就寝した・・・。
枕元にはいつもの通り、準備万端整えた野球の道具一式がある・・・。
小さな頃からずっとずっと同じだ・・・。
とうとう最後の試合の前の晩まで続いたんだと思うと、僕の胸はポカポカと暖かくなる・・・。


さてと、僕も早く眠ろうと思う・・・。
早起きをして、布ボールを投げてやろうと思う・・・。


僕ら親子の少年野球はシアワセだった。
本当にありがとうございました・・・。



こんな小さな頃の姿を思い出して今夜は夢を見よう・・・。


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「野球少年を息子に持つ親父」を卒業する・・・。


今度は、そう、「高校球児を息子に持つ親父」としてデビュー出来ればうれしい・・・。


今と同じ僕のスタンスで、さ・・・。


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少年野球時代最後の試合。
ローリングス杯(コルト大会)予選リーグ最終戦


新座市営球場の美しいダイヤモンドへ!


いざ!プレイボール!