本屋さんにて。

娘(高校2年生)が今、太宰治作品にハマる・・・。
読み始めたきっかけはね、学校の課題だったからなのだけれど、とてもハマっている・・・。
ものすごい勢いで文庫本を読み続けている・・・。


初期の、そうだな、直球勝負な作品から入り、
晩年の、多彩な変化球を織り交ぜたような作品まで読み進めれば、
複雑な人間の心の機微に触れて、より多角的な考え方を持つ事が出来るのではないかと僕は思う。


人間の心の中にはね、弱さや暗さやズルさだってある・・・。
だが、決して忘れてはならないのは、それ以上の強さやユーモアや誠実さがあるんだって事だ。


思春期後半の今、娘にとって忘れ得ぬ教科書に文庫本がなるのであればシアワセだ。


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娘のやる事なす事にメロメロスな僕が言うのも恥ずかしいが、
富士には月見草がよく似合う。


本を読め・・・。
活字に親しめ・・・。


人間合格!


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昨日、本屋さんのオジサンと話した・・・。
中高生に読んでほしい本コーナーの前で・・・。


「今はね、こんな時代なんですよ・・・。
 CD付き、耳で聴く文庫が増えています・・・。
 しかも高いんですよね・・・。」


本当に高い・・・。
すべて1000円以上もする・・・。


娘は普通の文庫本を選びレジへ・・・。
太宰治の短編集、320円。


本屋さんのオジサンのうれしそうな顔。


「ねっ、やっぱり文庫本の値段はさ、こうでなくっちゃね。」


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商売っ気ゼロ・・・。
でもね、良質な本屋さん・・・。


上質な本屋さんのオジサン・・・。


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中高生よ、
良書に触れろ・・・。


中高生に読んでほしい本コーナーが、ある・・・。
とっても選びやすいんだよ・・・。


僕んちの近所の、
良質な本屋さんに乾杯・・・。


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僕も本を買う・・・。
おうっ!
「ダイヤのA・13巻」だっ!


マンガさ・・・。
ずっと発売を待ち侘びていたのさ!


これは、未曾有(ミゾユウ)のヨロコビなり!