フロンティア

フロンティア・・・、そう、第一人者・・・。
どんな道に於いても、また、どんな事であっても、
そこに一つ目の足跡を残した人の功績は大きい。


フロンティア・・・、道を切り拓く者・・・。


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いよいよだ・・・。
今日のスポーツニュースはね、高校生の女の子、アンダースローナックルボーラー
えりさんの話題で持ちきりだった・・・。
いよいよ、いよいよ、日本に女性プロ野球選手が誕生した・・・。


来年、野球を観る楽しみがひとつ増えたぞ・・・。
がんばれがんばれ!ってさ、まるで娘を見守る親父心で応援しなくちゃならない・・・。


フロンティア・・・、えりさん・・・。
道を切り拓け!


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さて、歴史を遡ってみよう・・・。
では、日本人初のプロ野球選手って誰だろう?


いろいろな定義があるだろうけれど、ここでは、
野球をプレーして賃金を得た人って事で考えてみたい・・・。


ジャップ・ミカド。
いくらかの侮蔑が込められているかもしれない名前だが、
その男に行き着く。


ジャップ・ミカド。
実に大正3年、アメリカに渡りプレーをした初めての日本人。
オールネーションズというチームに在籍し、アメリカ各地を興行した・・・。


興行としての面白さを演出するために、ね、
当時はわざとエラーをしたり、これ見よがしの反則プレーが堂々とまかり通っていた時代だったのだそうだ。
だが、その中にあっても我らがジャップ・ミカドは、
正々堂々とフェアプレーに徹し、ファンからも仲間たちからも大いに尊敬されていたという・・・。
ジャップ・ミカドの盗塁を阻止する事は不可能とまで言われていたそうだ・・・。


フロンティア・・・、まさしく誇らしき日本の野球人の祖。


これからの時代、日本の野球の心はね、
もっともっと世界中から注目を集めるはずだ・・・。
その源流に、いる。
その源流に、ジャップ・ミカドがいる。


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えりさんのニュースと共に、
ジャップ・ミカドもクローズアップされるのではないだろうか・・・。


カキーン!なスピリッツ・・・。


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