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一日の中、何度も時計が気になる日々が続く・・・。
今頃だなぁ〜・・・。
がんばっているだろうか・・・。
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清瀬ポニー30期生、13人の仲間たちは皆、
野球の神様が導くそれぞれの夢に向けてチャレンジ中だ・・・。
がんばれがんばれ!負けるな負けるな!
それぞれの夢に!それぞれのあこがれの高校へ!
カキーン!な精神で進め!
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今頃だなぁ〜・・・。
試験を受けている彼の顔を思い浮かべて僕は、心から念を送る・・・。
ウカレ・ウカレ・カナラズ・ウカレ・・・って・・・。
おおっ!
スポーツ推薦の試験の中に、50メートル走があるぞい・・・。
がんばれ!走れ!君は風のように本当は速いんだぞ!
自分を信じるんだ!
ポニーリーグ現役時代の彼が打ち、
ベースに無事に到達するまでの懸命な走る姿をふいに思い出して僕は、涙が出そうになった・・・。
走れ!走れ!突っ走れ!
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たまらず僕は、彼の親父にメールを送る・・・。
平日の真昼間に、とても申し訳無かったのだけれど・・・。
間髪を入れず、すぐに返信が来る・・・。
「大丈夫!我が家もカツを食べさせた。」と、ある・・・。
そうだよね・・・。
オッケー・オッケー・ノープロブレム!
アンタのセガレも胃袋強靭!
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親父たちは胃薬を飲む・・・。
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13人の仲間が全員、それぞれの夢への道を切り拓いた時、
本当に心からの笑顔で、ね、
大きな声でおめでとう!って言えるのだろうな・・・。
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カキーン!
合格の報せを、清瀬第2グラウンドは心待ちにしてくれている。
君が試験を受けている時にも、
清瀬第2グラウンドには野球の風が吹いている・・・。
13人が揃い、
そして迎える真の春を、僕も心待ちにする・・・。