3年前の、その頃。
3年前の、その頃・・・。
僕がハヤトに買い与えたグローブが、これ・・・。
う〜む、新品当時は、こんな色をしていたっけ。
ウィルソン・・・。
練習試合用のボールのメーカーの物だ・・・。
とても安かったのだけれど、ハヤトは大そう喜んだ・・・。
とてもとても大切に使ってくれていて、親父としては冥利に尽きる・・・。
現在は、
ミズノプロのファーストミット(お年玉を貯めて、本人が自身で買った。)と、
「もし良かったら使いなさい。」って、八景監督から言って頂いたスラッガーの外野手用グローブと、
そして最初のこれを計3つ、宝物として使っている・・・。
いずれもしっかりと、「命」を宿した道具だと思う・・・。
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値段の高低ではない・・・。
ウィルソンの硬式用グローブだってね、それは素晴らしい物だ・・・。
上質な革を使っていて、とても丁寧に縫製されている・・・。
こんな値段では作っている人に申し訳ないと思えるような品質の物だ・・・。
値段の高低ではない・・・。
それを使うプレーヤーの「志」の高低こそ、最も強く問われるものだ・・・。
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「アイツのグローブは安物だ。」なんてね、
少年野球のグラウンドで言う子がいたら、
教えてあげてほしい・・・。
君の「志」は、安物になっていないかい?って。
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大切に使う・・・。
愛情を持って使う・・・。
道具は「命」を宿し、必ず応えてくれる。