日曜日の時点では綿毛だったタンポポ・・・。
今日、風に乗ってタンポポの子供たちは旅立って行った・・・。
アッと言う間にみんな風に乗って旅立って行った・・・。


どんな場所に着地するのかな?
それは、神のみぞ知ると言ったところ・・・。


ただ、これだけは言える。
たとえどんな場所に着地したとしても、ね、
懸命にタンポポの子供たちは芽吹こうとするだろうって・・・。


あの暖かくて明るい花を咲かそうとするだろうって・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


残されたタンポポの親はシナシナ〜っと倒れている・・・。
だが、やっぱりその姿は優しくて美しいものだと僕は思った・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


初夏を思わせるような陽射し。