ハハハの日。
母の日・・・。
父の目線からすればな、やたらと母の日ばかりがクローズアップされているような気がしないでもない・・・。
それがちょびっと面白くないと思ったりもするのだけれど、まあいいか、許そう・・・。
父としての目線を外せばよ、僕らだって子供でもあるんだからな・・・。
白いカーネーション・・・。
赤いカーネーション・・・。
お母さんが遠くにいても近くにいても、
天国にいても生きていても、
贈る花は同じ・・・。
贈る想いは同じ・・・。
母の日は、ハハハの日・・・。
笑顔を見せて安心してもらう日なんじゃないだろうか・・・。
産んでくれてありがとさん!ってな・・・。
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夜、野球部の練習から息子が帰宅。
とても満足気に、とてもシアワセそうな顔で帰宅。
僕は、その表情を見てホッとする・・・。
それは、親父としての心なんだろうな・・・。
前述したろ?
これが父の目線ってヤツだ・・・。
帰宅したばかりの息子に対して、何か娘が目配せをした・・・。
あっ、何かの合図だな・・・。
娘は一度、二階の自室に戻り、
可愛らしい包みを抱えながら再び居間に降りて来た・・・。
「は〜い、母の日のプレゼント・・・。
ワタシとハヤトから・・・。」
可愛らしい包みの中から出てきたのは、
可愛らしいバッグだった・・・。
「ありがとう!」
そう言ってバッグを手に取るカミさんの目は、
心なしか僕には、ウルウル潤んでいるように見えた・・・。
娘も息子も、その様子をうれしそうに見つめていた・・・。
前述しなかったんだけれどよ、
それは、子供としての目線だ・・・。
子供たちにはいつまでもな、
その目線を忘れないでいてほしいと思うんだ・・・。
産んでくれてありがとさん!の感謝を込めて・・・。
いつまでもいつまでも・・・。
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母の日は、ハハハの日。
笑顔と、かすかな嬉し涙の日。
嬉し涙で笑っちゃう日・・・。
シアワセな日・・・。
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僕はふと、気付く・・・。
ゲゲゲっ、ゲゲゲ・・・、
ゲゲゲのゲ・・・。
ものすご〜くものすご〜く忘れていた・・・。
我がオフクロの事・・・。
まったく子供としての目線を忘れているじゃねえか!
何てこった!自分・・・。
僕は、ただ、うろたえる・・・。
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「え?
お義母さんに、でしょ?
私が渡しておきました・・・。」
カミさんの一言に救われた僕だ・・・。
我が一族には、そうさ、嫁VS姑の諍いは無い・・・。
ありがたい事だ・・・。
だがな、カミさんよ、
私が渡しておきました。ってか?
ワタシがワタシってか?
駄ジャレのセンスがいいんじゃないか?