少しだけ早起きをした・・・。


雨戸を開けた時、差し込む光の眩さに僕は、
心が洗われるような気持ちがした・・・。


深呼吸をする。
目を閉じて深呼吸をする・・・。


目を閉じて胸いっぱいに吸い込んだ薫風の中、
とてもかすかなのだけれど夏の匂いがした・・・。


季節は一歩ずつ、
たしかな歩みを続けている・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


さて、と、


今日もたしかに歩もうか・・・。


昨日よりも一歩だけ、


僕らは未来に向けて近づこうか・・・。