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とある雑誌で、ね、
詩人の「やなせたかし」さんが語っていた・・・。
雑誌に載っている「言葉」を僕は、聴くように読んだ。
その「言葉」を僕は、読むように聴いた・・・。
詩人は自慢の息子、「アンパンマン」のぬいぐるみの傍で、
心を込めた「言葉」を描くように話していたんだ・・・。
「やなせたかし」さんの「言葉」は、ぬくもりがある・・・。
手のひらで触れるようにして受け止めるといつも、
ぬくもりを感じて僕は、心がポカポカと暖かくなる・・・。
ぬくもりがある「言葉」を僕らも、描くように話したいものだ・・・。
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「一寸先は、光」
やなせさんはずっと、そう信じて生きてきたのだそうだ・・・。
「一寸先は、光」
なんてぬくもりに溢れた「言葉」だろうか・・・。
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特攻隊員として死んだ実弟を想い、
慈しみながらやなせさんは、
「アンパンマンの唄」を作詞したのだそうだ・・・。
「手のひらを太陽に」も、きっと、そう・・・。
生きて、
格好悪くても生きて、
ぬくもりのある「言葉」を紡ぐような日々を過ごせたらシアワセなのだ・・・。
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今、世情は暗い・・・。
でもね、僕は思うよ・・・。
僕は、それを知っているよ・・・。
夜明け前が一番暗いんだって、ね。
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「一寸先は、光」
なんて素晴らしい言葉だろう・・・。
明日・・・、
あした・・・。
あしたを明るい日って呼ぶ「言葉」の感性を僕は、
そう、
僕自身の感性にしたくて生きる・・・。