会長杯でがんばれ!
ポニーに、ね、
清瀬ポニーに、ね、
僕んちのハヤトよりも大きなハヤトくんがいた・・・。
僕んちのハヤトよりも1学年上の、大きくて逞しくて優しいハヤトくんがいた・・・。
いつも近くで僕は見ていたのだけれど、
ハヤト同士、ハヤトたちは、ね、結構さ、イイ先輩&後輩だったと思う・・・。
その大きなハヤトくんは、今、
強い高校の主軸打者として、この夏を迎える・・・。
大きな大きなハヤトくんに僕は、エールを贈る・・・。
がんばれ!がんばれ!
誇り高く君らしく、胸を張って打席に立っておくれ・・・。
僕は、ず〜っと、ね、君を見てるよ・・・。
君は、僕の誇りだよ・・・。
大きなハヤトくん・・・。
大きくて、優しいハヤトくん・・・。
熱い夏を駆け抜けておくれ・・・。
ずっとずっと僕は、君を見てる・・・。
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空が明るくなった・・・。
スナックを出ると、空が明るくなっていた・・・。
お腹が空いちゃったな・・・。
ラーメンを食べて帰ろう・・・。
人類は麺類。
僕は、ラーメンが好きなんだニャん。
そこで僕は、
先輩ハヤトの親父と合流・・・。
大きくて優しいハヤト先輩の親父は、
熱くて危険な親父なのだけれど僕の宝・・・。
僕らもまた、イイ先輩&後輩なんだ・・・。
野球が好きな子供たちと一緒の時を過ごしたんだもの、
この熱い親父は、ね、
僕の大切な先輩・・・。
優しくってさ、イイ親父なんだ・・・。
わっはっは!
カキーン!なんだよね・・・。
ラーメンだけじゃなくってさ、
ギョーザも食おう・・・。
「会いたかったぞ!」って、ね、
先輩から言ってもらう・・・。
僕の野球だってさ、心豊かな物だった・・・。
先輩たちと会うたび思う・・・。
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第2を駆けたんだ・・・。
清瀬第2グラウンドを駆けたんだよ・・・。
僕らも、ね、
子供たちと一緒になって清瀬第2グラウンドを駆けたんだよ・・・。
僕らは、そう、
ずっとずっと、ね、ポニーの親父・・・。
ポニーっていう少年野球がある・・・。
その少年野球は、ね、
僕の心の中の宝物なんだよ・・・。
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こうして会えるんだ。
先輩の親父にも、
後輩の親父にも・・・。
僕らだってさ、誇り高き野球の仲間・・・。
かけがえのない仲間・・・。
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僕らだってね、
この心の中のピュアな部分を、そうさ、
清瀬第2グラウンドに刻み込んだんだよ・・・。
だからずっと、
いつまでも仲間・・・。
野球を、ね、
子供たちが学んでくれたから会えた仲間・・・。
大切な仲間・・・。
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「残念ながら、今年は会長杯です・・・。」
先日会った後輩親父から言われた・・・。
でも、ね、
僕は思う・・・。
会長杯は、ね、
残念な大会じゃない・・・。
大切な、尊い大会だよ・・・。
ポニーリーグを作ってくれた人の心・・・。
その人の心に想いを馳せてほしい・・・。
野球が好きな子供の心を、ね、
一人残らず抱きしめようとした人がいた・・・。
その人が作ってくれた大会なんだもの・・・。
ポニーの、
そう、僕が大好きなポニーリーグの、
一番大切な大会は、ね、
会長杯かもしれないよ・・・。
胸を張っておくれ・・・。
胸を張ってさ、
子供たちと一緒に会長杯へ進んでおくれ・・・。
僕の、かけがえのない後輩親父たちよ・・・。
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江戸川球場のさ、
ポニーリーグの選手権の開会式を僕は見に行く・・・。
そして、僕は、
その足で臨海グラウンドに行く・・・。
一番大切な大会を見に行く・・・。
会長杯を僕は見に行く・・・。
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だから負けるな!
会長杯に行くポニーの野球少年たち・・・。
君は、とてもとても大切な大会に出場する・・・。
君たちのひとりひとりが、そうさ、
僕の大切な息子たちだ・・・。
臨海グラウンドの、ね、
白い砂はキラキラする・・・。
僕は、僕の大切な息子たちの会長杯を見に行く・・・。
キラキラとする夏を見に行く・・・。
がんばれがんばれ・・・。
負けるな負けるな・・・。
僕はず〜っと、
ポニーリーグの親父・・・。
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街の広場で今頃きっと、
お父さんと一緒にね、キャッチボールをしているちっちゃな子がいる・・・。
僕らは、ね、そんなちっちゃな野球少年の笑顔が好き・・・。
僕らは、ね、
清瀬第2を駆け抜けた僕らは、ね、
ポニーリーグの親父・・・。
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朝になってしまった・・・。
僕は、ポニーの先輩親父と一緒にいる・・・。
会長杯を真剣に駆け抜けた少年たちの輝きを、
僕は、後輩の親父たちに伝えようと思う・・・。
カキーン!って、さ。