7月4日に踏まれて。
ヒンド〜ンってね、玄関チャイムが鳴ります・・・。
少なくとも今の僕には、ね、ヒンド〜ンって聞こえます・・・。
貧すれば鈍する。
昔の人は、さ、よく言ったものだニャ〜・・・。
貧すれば鈍する。
略してヒンドン・・・。
え?上手い?座布団一枚っ!てか?
でもにゃん、これ、笑えないんだにゃん・・・。
マジで・・・。
今現在の僕ってヤツは・・・。
あのう・・・、
カミさんから拝戴した今月分のお小遣いを僕は、
僕って親父は、
一晩できれいサッパリ使い切ってしまいました・・・。
どうしよう?
どうしよう?
♪オ・パッケマラ〜ド
パッケマラ〜ド パオパオ パパパ
オ・パッケマラ〜ド
パッケマラ〜ド パオパオ パ♪
な〜んて、な、
唄っている場合ではない・・・。
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カミさん:「おっほっほ、ワタシには関係ありません・・・。
さ〜て、アナタはどうするのかしら?
おっほっほ、ごめん遊ばせ・・・。」
ま、待ってくれ!麗しの君よ!
た、助けてくれ!
・・・ちっ、ダメか・・・。
頭を下げて損したっ、っと・・・。
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こんな時のためにハヤトだな・・・。
こんな時のためだけにアイツは存在していると言っても過言ではない・・・。
僕:「お〜い、ハヤト、
父ちゃんのカッコいいメダル(硬貨)と、よ、
オマエの紙のお金を交換してやってもいいぜ・・・。」
ハヤト:「あ?
何を言ってるんだ?
もうオレは父さんに騙されないぞ!
ふざけんな!」
う〜む、
コイツもな、ちょびっと知恵がついたらしい・・・。
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むかしだったらニャ〜・・・。
ハヤト:「エ!本当ニイイノ?
ウレシイナ〜!
メダル!」
な〜んて言ってな、喜んで交換してくれたんだけどな〜・・・。
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時の流れを想う・・・。
むかし、ハヤトは可愛かったのにニャ〜・・・、(騙し易くって・・・。)
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さて、と、
困った困った・・・。
どうすりゃいい?
僕・・・。
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ヒンド〜ン!
さっきから玄関チャイムがうるせえ!